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マンガ家Mの日常
シングルマザーのセラピスト、ダニーが
プロスポーツ選手を中心にセラピーを行い、問題解決に当たるドラマ。

TVで放送されているヒットドラマは、刑事物が多く、
深刻な殺人事件になりがちで、重苦しかったりするので、
こうしたコメディタッチのヒューマンドラマの存在は有難かった。
でも、派手さに欠けるせいなのか、視聴者数が伸び悩み、
シーズン3で終了となってしまった。残念。

主演のキャリー・ソーンは
「Sex and the City」のサマンサをちょっと地味にしたような感じ。
シーズン3に登場したジョン・ステイモスを除けば、有名どころの俳優はおらず、
「売り」が弱かったのかもしれない。
ダニーのキャラクターも、セラピストという職業上、真面目だし。

ドラマの舞台もロングアイランドだそうで、
ダニーが子供達の教育に悩んだりする家庭的な場面や、
落ち着いたセラピーの環境として良かったのだけど、
NYやLAのようなドラマチックな雰囲気に負けるのは仕方無いのかな。
あからさまなお色気シーンを入れれば、単純に視聴率は伸びるんだろうけど、
製作者はそれを良しとはしなかったんだろう。

シーズン3では放送続行を目指して様々なリニューアルがなされた。
その願いは叶わなかったけど。
リニューアルには賛否両論あるのかもしれないけど、ちゃんと面白かった。

悪童アメフト選手TKのキャラクターがとにかく可愛い。
この路線のメカッド・ブルックスをもっと見たかったな。

最終話は、シーズン4に繋げられるような形でのエンディングとなっているけど、
TV局が打ち切りを発表してからには、続行は無いのだろう。

刑事物って、殺人事件というのがまずドラマチックだし、
派手なアクションシーンも入れ易いし、
犯人を捕まえるという獲得目標がはっきりしていて、展開が分かり易い。
アメリカに限らず、TVドラマで刑事物が多いのは当然の流れ。
でも、それ以外の設定のドラマがもうちょっと増えても良い。

そういうドラマこそ、設定作りが難しいのかな。


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