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マンガ家Mの日常

まず初めに書いておく。


BGMがうるさ過ぎる!
お子様ランチにしても酷すぎる!


台詞より大きな音量で、ひっきりなしに音楽が流れている。
台詞は聞き取りづらいし、映画に集中出来ない。
全く、何様のつもりだ!?

製作、監督、音楽監督、どいつのせいなのか知らないが、
うるさい音楽のせいで、映画が台無し!
映画じゃなくて、プロモーション・ビデオか!?
テイラー・スウィフトの主題歌CDを売る為の映画か!?

ヴァネッサ・レッドグレイヴほどの大女優がセリフを喋ってるとこに
ガンガンデカイ音量で音楽を被せるヤツがどこにいる!?
俳優達の台詞を信じていないのか、映画の演出そのものを信じていないのか、
何でもかんでも音楽で表現しきっちゃおうとしている。
失礼極まりない。

ヴェローナやシエナの美しい田園地帯の風景も、
俳優達の演技も、映画のストーリーも、何も頭に入って来やしない。
最悪。
頭が痛い。

加えて、この監督は、背景に音を入れ込むのが好きなようで、
周囲の人達の会話や、生活雑音、風の音等々が、
他の映画に比べて、大きな音量で入ってくる。
そういうのが演出として好きなんだろうか。良いと思ってるんだろうか?

音楽ばっかり入れるのが好きなら、映画なんかやめちまえ、
と書こうとして、監督についてネットで見てみたら、
それなりにキャリアのある人だけど、脳腫瘍で49歳の若さで亡くなって、
今作が遺作なんだって。
気の毒、申し訳ないけど映画のマズさは仕方無い。
まさか、病気で倒れちゃったから、その間にいいように音楽を入れられちゃった
なんて訳では無いよね。

疲れたので、映画のストーリーについての感想は後ほど。

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