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マンガ家Mの日常
全仏オープン決勝を見終わって、寝ようとしたが、
夕方のジムのレッスンで血行が活発になり過ぎてるのか、寝付けず、
深夜に合いそうな映画を見る。

記事を書こうとして、背景的なものを調べようとしたんだけど、
大した内容のものが出て来ず。
ようやく気がついた、今作の主人公である私立探偵マローンを
「私立探偵マーロウ」だと勘違いしていた。
だって、名前が似てるし、舞台設定とかも似てるから。
「フィリップ・マーロウ」はハードボイルドの代表とも言える小説の主人公。
その割にストーリーがつまんないなぁ、と思いつつ見てた。

冒頭からあり得ない銃撃シーン。
マローン一人で10数人を相手にしてる。
敵方の殺され方も、ハードボイルドというよりはアメコミ的。
その後登場する殺し屋達もアメコミ的。
ストーリーにひねりは全く無く、ただマローンが追われて殺し合いになるだけ。
この手のフィルム・ノワール定番のファム・ファタール的美女もイマイチ。

で、見終わったかと思ったら「To be continued」と出て来て、続編があるらしい。
殺されたと思っていたマローンの妻子が実は生きていた?
でも、続編があってももう見ようとは思わないよ。

何故この映画を見ようと思ったか。
主演のトーマス・ジェーンが愛しのクリストフ・ランベールによく似てるから。
熱心なファンの目で見ても、かなり似てる。

でも、やっぱりちょっと物足りない。
クリストフ・ランベールの方が、心の内を開いて、見る者を呼び込むような
おおらかさ、華やかさがある。
そこが映画スターとしての格の違いになるんだろう。

監督はラッセル・マルケイ。
クリストフ・ランベールの代表作「ハイランダー」の監督でもある。
主演俳優の容貌が似てるのをどう思って撮影したのだろうか。

調整された色彩の画面は美しい。


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