深夜、少し疲れていたので、
気楽に見られる短めのラブコメディ映画をチョイス。
エロイーズは親友フランシーの結婚式に出席すべきか迷っていた。
フランシーの兄テディからメールで別れを告げられて、失望し、
気まずい思いを抱いて行くと、
割り当てられていたのは一番隅っこの19番テーブルで、
招待はするけど来て欲しくないと思われてしまうような、
はみ出し者ばかりが集められていた。
19番テーブルの面々の複雑な思いを他所に、結婚式は進んで行く。
エロイーズは妊娠しており、
それをテディに告げた事から別れ話になってしまっていたのだった。
結婚式場で顔を合わせて大喧嘩になるが、
再び話をすると、テディの愛情が見えてくる。
テディの乳母のとりなし等もあり、エロイーズは改めてテディに気持ちを伝える。
卑屈になっていた19番テーブルの面々だったが、
フランシーと新郎には、はみ出し者を集めたというような気持ちは無く、
忙しい式の中、丁寧に応対に来てくれて、皆気持ちが和らいだ。
エロイーズはいきなり現れたイケメンに気持ちが揺れる瞬間もあったが、
ハックと名乗ったその男性は、実は別の会場で開かれていた結婚式の花婿だった。
マリッジ・ブルーで逃げ出したかったのか?
自分が果たして父親としてふさわしいか、
エロイーズに対してコンプレックスを抱いていたテディではあったが、
その後、二人は幸せな結婚し、息子が誕生して、
乳母が男名前で苦労していたというジョーという名前を息子に付けた。
アメリカのラブコメディではよくある結婚式のドタバタ劇。
新鮮味は無いけれど、人間模様が緩やかに収まって行く様子にほっこりさせられる。
結婚式って、人生の縮図なのね。
主演のアナ・ケンドリックって、これまた何となく名前は聞き覚えがあったけど、
印象として残っていなかった。
Wikiで見てみると、これまで見て来た映画に結構出ていた。おやおや。
でも、これでちゃんと覚えました。
爬虫類的な鋭い顔立ちで、正統派美人とは言い難い。
今作みたいなちょっとクセのある役所で輝くタイプかな。