キアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダー主演のラブ・コメディ映画とあれば、
そりゃあ観るでしょう。

…でも、
この2人をして、ここまでの駄作が出来るのかといった、残念な仕上がり。


フランクとリンジーは、それぞれ、友達のリゾート結婚式に招待される。
自己中なフランクと、元カレが新郎で超不機嫌なリンジーは、
わざわざリゾート地まで行かされるのにも不満気。
行きの飛行機で隣の席になり、早速文句の付け合いになるが、
現地でパートナーとして行動するうちに、次第に惹かれ合う。

リゾート地だけの関係と割り切って、フランクは別れを告げるが、
リンジーのアプローチに気持ちが動かされ、リンジーの家を訪ねる。


とにかく、観ていて楽しくない。
フランクの自己中な考え方、リンジーのガサツさ。
その2人がダラダラとひたすら喋りまくる。
鬱陶しい。
愚痴を並べる中で、お互いになんとなく意気投合するのだろうけど、
気持ち的に惹かれ合ったというより、ただアメリカ的な性欲で結ばれた感じ。

キアヌ・リーブスはまだしも、
ウィノナ・ライダーが、見た目も演技も貧相。
世界中の女の子が憧れた、あのキュートなルックスはどこに消えたのか。
作品よりも、万引き騒動などのスキャンダルで目立ってしまったこの10数年。
生活の乱れ、精神的な乱れは、やはりキャリアをダメにする。

映画としては、せめて、リゾート地の美しさだけでも伝えてくれれば、
まだ観られたんだろうげどね。

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