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マンガ家Mの日常
一報に日本中が驚いた。
STAP論文の責任者のひとりだった高名な研究者が自死された。

散々追い詰められてたのは小保方さんだったのに、何でこの人が?
これが責任の取り方である筈が無いので、
ただ精神的にまいっちゃってたんだろう。
研究者として超エリートコースを歩んで来て、
研究の為には超人的な努力を重ねる事も厭わず、ノーベル賞候補と目され、
どんなプレッシャーも乗り越えて来た人だったのだろうけど、
まったく別種のプレッシャーに見舞われて、耐えきれなくなったんだろう。

にしても、
小保方さんの論文については、
「火星人が書いた物かと思った。」なんて言う話が
後から後からボロボロ出て来る。
どうなってんだ?

なんかね、結局のところ小保方さんがどうこう言う前に、
実力不足の小保方さんを採用したり、責任ある立場に就けちゃったり、
何かあったら周りで全部カバーして来たり、
随所随所でそう言うド甘い判断をして来たオッサンが大勢いて、
その人達の私情を盛り込んだ判断ミスが問題の根本にある。

可愛くて、巧まずして父性本能をくすぐるタイプなんだろう。
トイプードルみたいな感じ。

確かに、自分が仕事してても、
朗らかな美人が側にいてくれるとテンション上がる。
あの高橋留美子先生は、アシスタントの採用条件は「美人」って事だったそうな、
マジな話。

雇用主本人が気分が良いってのは、それはそれで良いけど、
仕事の成果は仕事の依頼主や消費者の為にあるものなのだから、
成果を犠牲にして美人を優先するなんて、本末転倒。
さすがにそれはしない、私の仕事場ではね。
仕事は仕事として正当に評価する。

仕事における美人の利点として、
センスの良さが画面処理に反映されるってのはある。
そこはそこでまた、仕事としてちゃんと評価するよ。

以前とある編集部で、真顔で
「応募して来た新人マンガ家は、カワイイ娘を採用する。」
って言ってた男性編集者がいたよ。
「マンガの絵は誰にでも描ける。話は編集部がてこ入れすれば良い。」
だって。
バカじゃねえの。
こういうヤツが現場をダメにして来たんだよ。
サッサと消えろ。




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