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マンガ家Mの日常
WOWOWはジョン・キューザックの特集中らしくて、また主演映画。
同名の他の映画とは関係無い。原題は「The Factory」「工場」だからね。
娼婦を誘拐監禁する話なんで、邦題を付ける際に
宣伝の為に有名作品のタイトルを拝借したんだろう。
ちょっと姑息。

雪に包まれたバッファローの街で、娼婦の連続失踪事件が起きる。
男が誘拐監禁して、子供を産ませていたのだった。
一定期間を過ぎても妊娠しないと、殺されてしまう。
刑事マイクの娘アビーも連れ去られ、決死の捜査が始まる。

全体を見ると、そこそこ面白い作りではあるんだけど、
あんまり手間隙かけられた作品じゃないようで、ちょっと惜しい。
もっとお金と時間をかけていたら、
もう少し深みがある作品になったと思うのだけど。

ジョン・キューザックは、ハードボイルド系の刑事役には
やや顔立ちが繊細で、弱い印象を受ける。
これがニコラス・ケイジだったら、もっと重量感のある映画になっただろう。
でも、ラストのマイクの詰めの甘さを見ると、
ジョン・キューザックで良かったのかな。

娘のアビーがブサイク。
こっちももうちょっとヒロインらしくカワイイ娘だったら良かったんだけどな。
ブサイクだと共感しづらいって、勝手な見方だけど、やっぱ映画だからさ。
犯人役のダラス・ロバーツは上手だけど、やっぱりちょっと物足りない。

配役も、映像も、もうちょっともうちょっとな感じ。

実話がベースだそうで、何処までが実話通りなのか分からないけど、
不妊の女性が子供を非合法で得ようとするって言う設定は勘弁だな。
女性はそこまでバカじゃないよ。
トリッキーな展開が欲しかったんだろうけどね。

関係無いけど、
ジョン・キューザックは一度間近で本物を見た事がある。
多分LAだったと思うんだけど、
U2のコンサートに行って、出待ちしてたら、すぐ側を車で通り過ぎた。
それだけなんだけどね。
同じ日に、元TAKE THATのロビー・ウィリアムズも来ていて、
ロビーはスタッフらしき人達2、3人と一緒に歩いて帰ってた。




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