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マンガ家Mの日常
東京都の少子化対策の一環として、
親の所得制限無しに、18歳以下の子供に毎月5000円支給の案が示されている。

「所得制限無し」ってとこが絶対引っかかるわけで、
それは、所得制限を設けると、手続きとか色々面倒だったり、
世帯所得が高くても、子供が多いと生活が厳しいとか、意見が出るから。

東京都なんかは、何のかんの言っても、高額所得者もそれなりに多いので、
所得制限あって然るべきだと思うんだけど。

で、やっぱり疑問は財源。
現行の税金から充当するしかないわけだから、その分、他に皺寄せが来る。
それは、国の場合でも同じで、
現行の経済の仕組みのままで、少子化対策の支援金だけ増やすと、
18歳以下の子供がいない世帯にとっては、損失になって、不公平。
この辺はどう改善されるんだろう。

「ビートたけしのTVタックル」を見てたら、
フリーアナウンサーの女性が、子育ての為に会社を退職し、
時間の融通が効くフリーになったと語っていた。
それでも、夫の家事と子育てへの参加が少なく、キツい状況らしい。
でありつつ、夫にはバリバリ仕事して昇進してもらいたいという願いも隠せない。
ピンポイントでシッターさんを頼むと、子供1人につき1時間5000円。
(2人なら1時間1万円。)
フルタイムの仕事中の8時間分を依頼すれば、1日4万円かかり、給料より高くつく。
そうなると、仕事に行く意味を感じられなくなってしまう。
(仕事って、その場のお金だけの為ではない筈だけど、赤字になるのは困るよね。)

世のワーママは皆こんな感じだろう。
ただし、ダブルインカムで所得がある分、税金や、(シッターさんの)雇用で、
社会にお金を還元する必要はある。
個人の裕福な生活の為ではなくね。

で、
その前に、
何が言いたいかと言うと。

まず、財源が重要なわけで、

ペットに「住民税」をかけてはどうだろうか。

ブランドものの犬猫を飼ってるお宅って、それなりにお金の余裕があって、
まずペットショップで高いお金払って犬猫を買ってるし、
その後の毎月の飼育費用も2〜3万円か、もっと使ってるお宅もある。
そういうのは都心部に限られるかもしれないけど、この数字を見ると、
子供への毎月5000円支給って、何だかなぁ〜って。

レストランやホテルとかで「ワンちゃんも家族」とか言ったりしてるくらいだから、
それならワンちゃんも税金払おうよ。

現在、国内で、ちゃんと登録してある分だけでも、犬705万頭、猫883万頭。
彼らに例えば年間1万円の住民税をかければ、およそ1600億円の税収が生まれる。
良い感じ。

その財源を、本当に困窮している家庭に回して欲しい。
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