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マンガ家Mの日常
昨日、iPhoneでメールを見ると、
義妹からの訃報の連絡が未読になっていた。
冒頭の文章をふと見ると、
父方の叔父の訃報だった。
一瞬、ちょっと訳が分からなくなった。
叔父が2日続けて亡くなった。


父には3人の弟と1人の末妹がいた。
数年前、四男が先に亡くなり、追って、長男の父。
那珂川の叔父は次男。

父の実家は兼業農家で、早くに父親を亡くし、母親が女手一つで5人の子を育てた。
成績の良かった父と四男は大学まで行ったので、
暮らし向きが必ずしも悪かったわけでは無かっただろうけど、
母親の苦労を一番近くで見て来た父は、かなりマザコンな感じになった。
医師になり、母と結婚して母方の家を継ぐ為、実家を出たので、
実家は土地と共に次男が全てを任された。

お盆と正月には、次男が継いだ実家に父方の親族が集まった。
次男の嫁は、昭和の時代らしく、苦労があったが、いつもにこやかで働き者だった。
農家は働き者でなければ務まらない。

小さな山と田んぼ。
そこそこ都会の福岡で生まれ育った身としては、
田舎に里帰りというイメージそのものだった。


昨夜、改めて義妹からメールが来て、葬儀について知らされた。
すぐに対応する気力が無く、
今日、弔電の手配をした。

昭和が少しずつ流されて消えて行く。
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