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マンガ家Mの日常
TVニュースで一通り出回って、アイス・バケツ・チャレンジ早くも下火?
例年の年間の寄付を大きく上回る金額の寄付が寄せられたそうで、
それはそれで良かったのかもしれないけど、
来年以降同様の寄付が続くとも思われなくて、逆に落ち込んだりしたらイヤだね。
ブームの怖さってそこにある。

今現在の集計で、日本では1500万円くらい、
アメリカでは40億円を越すくらい。
...この差。
ブームと売名ではしゃいだだけって言う図が見え隠れする。
誰とは言わないけど、わざとらしくて見苦しい動画もあったよね。

例え僅かな金額であっても、命を長らえる一助になる。
一方で、ちょっとやそっとの寄付で治療法が確立される訳も無い。
それは、飢餓や動物のシェルターや、あらゆる問題で共通で、
だからセレブや芸能人の人達も、お付き合い程度で
チョロっと参加するに留めたんだろうか。
(こういう騒ぎとは別に、ずっと活動を続けてるセレブや芸能人の方々もいます。)

今回参加した人は、責任を持って、毎年同額を寄付し続ける、
ALSだけじゃなくて、500例くらいあると言う難病のひとつひとつにね。
それでどうだろう。

セレブや芸能人どうこうは置いといて、なんだけども、
今回の動画が出回るまで、ALS等について知らなかったって言う人が
結構多かったらしいってのに驚かされた。
そう言ってたのはいくつくらいの人達なんだろう。
10代なら、まぁ、ありだろうけど。
(もしかすると、単にマスコミが作ったネタかも?
 動画がきっかけで難病が衆知されて良かったね、って。)
そう言う人達が本当にいたとして、
ネットの動画は頻繁に見ても、TVのニュースや新聞は見ないんだろうか。

ALSについての報道は前々からあるし、他に多くの難病がある事は
ずっと報道されて来てる。
そういうのにずっと気付かなかった?
はたまた、気付いても眼中に入らなかったのか。
ネット動画で、セレブがはしゃいでるから気に留めた?

ネットはピンポイントで情報を得られる為、
追加の関心が広まらないと言う欠点は以前から指摘されていた。
その実証例なんだろうか。

今回のアイス・バケツ・チャレンジが示した事は一体何だったんだろう。
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