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マンガ家Mの日常
格安を売りにしていた旅行代理店が、150億円の負債を抱えて破産申請。
その会社が加入していた保険では1億円程しかカバーされないとあって、
利用者はほぼ泣き寝入りが待っている。

経営を誤った会社に100%非がある。
それを前提として、だけど。


海外旅行に行くのなら、何もかも代理店任せではなくて、
自力で動く覚悟を持っておこう。

旅行の主目的を果たし、命を取られずに帰国出来たら、それで良しとしよう。


海外旅行って、そういうふうに考えていなければ、行けなくなっちゃうよ。

旅行代金が戻らなくて嘆いている利用者は気の毒だけど、
元々他社の半額近い格安だったんだから、被害額も小さい。
現地に行ったらホテルの予約が通っていなくて、
新しく料金を支払わされたり、別のホテルを探さなければならなかったりしたのは、
お金と時間のロスで勿体無かったけれど、
雨風をしのげる部屋が見つかって滞在出来たなら、それで良しとしよう。

不慣れな土地で言葉が分からなくても、自力で何とかやり抜く、
こちらから現地の人に呼びかけると、有難い事に結構皆助けてくれる。
そういう経験も海外旅行の一つの醍醐味。

格安にはやっぱり何らかのデメリットは潜んでいる。
事前に分かる事もあれば、現地に行ってみないと分からない事も多い。

もし現地の言葉に不慣れで、年配の両親を海外旅行に連れて行きたいと考えるなら、
相応のお金を用意して、安心出来る大手代理店を選んであげて下さい。

ずっと暮らしていると価値を見失いがちだけど、
日本って、平和と安全とサービスでは世界トップクラスの国。
海外旅行で他国の実情に触れるのは良い事だと思う。
日本の常識やサービスのレベルへの期待は通用しない。


命さえ失わずに帰国出来たら、
何事があったとしても全て興味深い経験。
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