幾度も映像化された、ジョルジュ・シムノンのベストセラーミステリー小説
「メグレ警視」の現代版ドラマのミニシリーズ全6話(前後編で3作)。
ジャン・ギャバン主演作の印象が強く、重厚なイメージのメグレ警視だったが、
今作では、ワイルド系イケメンのベンジャミン・ウェインラント主演で、
かなり趣が異なる。
現代のパリが舞台となっており、時代に合わせてスマホは必須アイテムだし、
SNS、インフルエンサーをモチーフにした話もある。
そうなると、「メグレ」である必要はあったの?と思わないでもないけれど、
何かそういうミスマッチ感を楽しむ企画なのかな。
製作はフランスではなく英国なので、一般的なミステリーとして観やすい。
反面、パリっぽい雰囲気、エスプリがちょっと足りない。
いっそロンドンでやれば良かったのかもね。
若くてイケメンのメグレで、妻もモデル風の強気の美女。
夫婦の押しの強さにちょっと圧倒されてしまう。
メグレのスタンドプレー的なのが気になるし、ストーリー展開はやや薄くて、
昨今の重厚なミステリードラマに比べて物足りなさを覚えなくもない。
シーズン2の制作も決定しているそうなので、とりあえず今後に注目。
今回、シムノンがフランスではなくベルギー出身だと初めて知った。
何だか、あの灰色の脳細胞の名探偵を想起させられる。
ところが、時代性もあってか、
早くから作家としての才能を発揮した傑物ならではと言うべきか、
随分と波乱万丈な人生を送っている。
特に女性関係は派手で、結婚後も浮気三昧。
女優のジョセフィン・ベイカーとも関係があったとか。
シムノンを主役にした伝記映画、もしくはフィクションのミステリードラマとか、
制作したら面白いのではなかろうか。
「メグレ警視」の現代版ドラマのミニシリーズ全6話(前後編で3作)。
ジャン・ギャバン主演作の印象が強く、重厚なイメージのメグレ警視だったが、
今作では、ワイルド系イケメンのベンジャミン・ウェインラント主演で、
かなり趣が異なる。
現代のパリが舞台となっており、時代に合わせてスマホは必須アイテムだし、
SNS、インフルエンサーをモチーフにした話もある。
そうなると、「メグレ」である必要はあったの?と思わないでもないけれど、
何かそういうミスマッチ感を楽しむ企画なのかな。
製作はフランスではなく英国なので、一般的なミステリーとして観やすい。
反面、パリっぽい雰囲気、エスプリがちょっと足りない。
いっそロンドンでやれば良かったのかもね。
若くてイケメンのメグレで、妻もモデル風の強気の美女。
夫婦の押しの強さにちょっと圧倒されてしまう。
メグレのスタンドプレー的なのが気になるし、ストーリー展開はやや薄くて、
昨今の重厚なミステリードラマに比べて物足りなさを覚えなくもない。
シーズン2の制作も決定しているそうなので、とりあえず今後に注目。
今回、シムノンがフランスではなくベルギー出身だと初めて知った。
何だか、あの灰色の脳細胞の名探偵を想起させられる。
ところが、時代性もあってか、
早くから作家としての才能を発揮した傑物ならではと言うべきか、
随分と波乱万丈な人生を送っている。
特に女性関係は派手で、結婚後も浮気三昧。
女優のジョセフィン・ベイカーとも関係があったとか。
シムノンを主役にした伝記映画、もしくはフィクションのミステリードラマとか、
制作したら面白いのではなかろうか。
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