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マンガ家Mの日常
「新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う」

昨年、朝日新聞に掲載された小説。
児童文学の範疇とされている。

小学生の頃、ドリトル先生のシリーズを何冊か読んだ。
マンガになった作品もあった筈。

昨年の新聞小説は、勿論ヒュー・ロフティングの作品ではなく、
生物学者の福岡伸一氏による。
原作は100年程昔の作品だから、版権とか無くなって、
誰かがドリトル先生を使っても良いって事なのかな。

新聞小説って、毎日読むのが面倒だから、今まで殆ど読んでなかったけど、
何となく懐かしくて、
とりあえず切り取って、後からまとめ読みした。
読もうという気になったのが少し遅くて、最初の数話は逃してしまったけど、
まぁ、設定と筋立ては分かる。

読み続けた理由の一つとしては、
福岡氏の文章が優しくて上品で、心地良く響いた事にある。
何かね、今の世の中ギスギスしてるからね。
マンガとかでも、酷く乱暴な作品が目立つし。

原作が100年前の作品なので、
現在の感覚で読むと、あちこちに問題とされる表現があるかもしれない。
福岡氏も所々そうした事柄に関して説明しながら書き進めておられた。

今回、単行本が刊行された。
買おうかどうしようか。
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