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マンガ家Mの日常
何故そういう事をしたいのか分からないけど。

Facebookの音楽サイト(まだ少人数)で、
政治家や芸能人の似顔絵を頻繁に投稿する人がいる。
本人曰く「悪口似顔絵」だそうで、
場合によっては、やや悪意を織り交ぜた似顔絵になっていて、
付けられている文面も、嘘や冗談を交えながらも、悪意も込めている。

基本、音楽のサイトなので、そうした話題は求められてはいない。
音楽動画のURLを添付して、無理矢理音楽の話題に落とし込んでいる。

そこに描かれている政治家や芸能人とは、私自身一切関わりは無い。
でも、意地悪く誇張した似顔絵はまだしも、
文面が弱い者虐めのようであったり、差別的だったりするのが、
やはり次第に不愉快に感じられて来た。

似顔絵というのは、諧謔味が重要で、
特に、権力のある政治家や、影響力の大きい芸能人に対して、
批判精神を持って描くところに、価値や面白みがある。
しかしながら、根拠の無いただの悪口であれば、例え相手が政治家であっても、
笑って気安く容認するにも、範囲がある。
差別的な内容が垂れ流されて良い事は無い。

気になる内容があったので、2、3回コメントして、
投稿者を直接批判はしない形で、似顔絵の対象者をフォローする内容を書いた。

それに対する投稿者からの返信は、
いきなり怒ったりするようなものではなかったけれど、
これまで書きたい放題だったのに水を刺されたのが引っかかったらしい。
「ブロックしてくれ」という返信が来た。
こちらとしても、似顔絵と文章がそろそろ不愉快に感じて来ていたので、
「この後、フォローを外します」と返信。

あ、でも、個別の友達ではなく、グループだから、
フォローを外すというやり方は無いのかな。
元のサイトの主旨と違う投稿は、個人のページでやれば良いのに。

他に少し返信内容を補足しようと思って、数分後に戻ろうとしたら、
そのコメントに入れなくなっていた。
投稿者が投稿を削除したのか、私をブロックしたのか、
返信には無かったので、分からないが、結果としてはそれで構わない。


誰であっても、表現の自由は基本的人権として認められている。
この「悪口似顔絵」も、せいぜい公衆便所の落書きのようなもの。

ただし、
そうした「悪口」を表現の場に出すならば、
それに対する批判も受け止める覚悟が求められる。
文章を諫める程度のコメントに対して、すぐに拒否するのは、
元の投稿自体に、表現者としての意識が備わっていないから。

情けないなぁ。
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