少しだけ書いておこうと思う。

自分を振り返って、
国会中継を全部しっかり見ている訳でも無いし、
報道その他を隈無く見ている訳でも無くて、
新聞やTVのニュース等の限られた情報しか知らなくて、
そういう状態のまま意見を言うのは好ましく無い。

全体像を理解している人ってどれくらいいるんだろう？

困ったなぁ、と思う事の一つには、
賛成派と反対派の意見がかみ合っていないって事。
これはおそらく国会でも、お互いはぐらかしの応酬で、
どうにも結論着いていないんだろう。

反対派に対しては、
どっかが攻めて来た時にどうやって国民を守れるのか？

賛成派に対しては、
どっかの攻撃に対抗しようとした時、被害は拡大しないのか？

こういう素朴な疑問の答えが全く出ていない。
きっと誰にも分からない事だから。

戦争は嫌です。

子供の頃、母が戦争の辛さについて話すのを聞いて、
「だったら何で当時の人達は戦争に反対しなかったのか？」と尋ねたら、
「特高が怖かったから。」と言われてしまった。
この答えに対して、反論出来る言葉が今持って無い。

国会前で勇ましくラップ調のシュプレヒコールをあげる若い世代。
意志を示すのは良い事だと思うけど、中身がスカスカ。
「どうせすぐ忘れるんだろう。」と揶揄するどこかの議員に対して、
「みくびらないで。」と粋がってるけど、実際どうなんだろうね。
大体、デモなんて、公的には全く意味が無い。
本気なんだったら、公的システムに則って行動しなきゃでしょ。
それを面倒臭がってる内は何も出来やしない。

戦争したがる政治家達には付いて行けないけど、
中身の無いアジテーターにも付いて行けない。
すぐに裏切るから。

特高の取り調べや拷問で、自分と家族の命を差し出しても
国民の命を守る、そこまでの覚悟と強固な意志が彼らにはあるのか？