忍者ブログ
マンガ家Mの日常
先月の事、
知人から山梨の桃をいただいた。
1箱6個入り。
桃って、スーパーで見かけてもなかなか手が出ない代物。
ついお値段を想像しちゃうけど、ありがたくいただいた。

最初のうちは、皮をナイフで剝かなければならなかった。
何日か経って5、6個目に辿り着く頃には、指でスルッと剥けるようになった。
それが食べごろなのかもしれないけど、ひとりなんで、
それまで待ってたら、後半は食べごろを過ぎてしまう。
フライングはやむを得ない。

ほんのりとクリームがかった白い果肉が瑞々しい。
噛むと、繊細な桃の繊維を感じる。
種の近くのワイン色に染まった部分も美しい。

生の桃をたっぷり堪能する。


その後暫くして、映画のお伴にジャンクフードに手を付ける。
申し訳ないので、この場では商品名を出せないが、
どっちかと言えば、甘いお菓子。
1個口に含んだが、化学調味料的な味付けがイヤな感じがしてしまった。
今までは好きでよく食べてたのに、何故だろう。

自然の恵みそのままの、生の桃に身体が順応してしまったんだろう。
それで化学物質を受け付けなくなった。

それくらい、自然の食品と言うのは人体に調和している。

でも、そう言う本物はまともに買えばやはりお高い。

また暫くするうちに、ジャンクフードに慣れてしまった。

たまいまきこは生の桃の夢を見るか?
(「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック作)
何となく言ってみました。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック