歌舞伎の「三人吉三」ではありません。

昨晩ニュースを見ていて、朝日新聞の続く誤報騒動にびっくり。

昔発表された従軍慰安婦に関する書籍、通称「吉田証言」を
鵜呑みにして記事を書いてしまった為、国際世論を大きく歪めてしまった。
その後、内容の誤りに気付きながらも、検証や訂正、謝罪を怠って来た。
こちらに関しては発端が３０年くらい前なので、
現役の記者や社員の中には、生まれる前って人もいるだろうから、
「何で...。」と思っちゃってる人もいるかもしれないけど、
まぁ、会社だから共同責任、一蓮托生。

福島の原発事故の後に出された所長の記録、通称「吉田調書」、
公開された断片的な内容から、「すわ、命令違反！」とする記事を書いてしまった。
新聞としてはこっちの方が罪が重いような気がする。
調書を誤読して書いた、と言う言い訳なんだけど、
頭のどっかに思い込みがあって、結論ありきで突っ走っちゃったんじゃなかろうか。

結論ありき、って言う点では「吉田証言」の方も同様。

これじゃあ、記者とは言えないね。
捏造って言われても仕方無い。
謝罪の仕方もね、そりゃ法律的な事もあるんだろうけど、
謝っているようで謝ってないし、あんまり反省してる風にも見えない。

どっちの記事にしても、誰か悪い人を見つけて断罪してやりたい、という
自己満足的な正義感が感じられる。
ヴィクトル・ユゴーの読み過ぎ？
朝日に限った事では無いし、新聞に限った事でも無いんだけど、
報道の人達って、言論の自由が自分達の為にあるって勘違いして、威張り過ぎ。

朝日新聞に「吉田」姓は鬼門かもね。
これから暫く、吉田さん達は入社試験に通らないかも。


で、３人目の「吉田」は、
女子レスリング世界選手権優勝、天下無敵の女王「吉田沙保里」。
オリンピックと世界選手権、国際大会１５連覇！　素晴らしい！
日本の女子スポーツは増々進化する！

新聞読んで、喜べるのがスポーツだけってのは、なんか情けないけどね。


今朝の新聞で大きく話題になった３人の「吉田」さん達でした。