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マンガ家Mの日常
追記

ケヴィンは時々メッセージの中で、
自分達はもう十分な大人なんだから、という表現をしたがる。
逃げ口上の一つなんだと思えるけど。

それはともかくとして、
十分な大人なんだったら、
なんだって自宅で音楽を聴くか聴かないかで譲り合えなかった?

奥さんが専業主婦かどうかは知らないし、あくまで日本的な見方になるけど、
20代半ばから30代前半にかけて3人子供が生まれて、
子育てで疲れ切っていただろうと容易に推察される。
特に裕福な家庭でなければ、
そうそう頻繁にハウスキーパーやシッターを雇える訳でもない。
子育てでクタクタになっていたら、出来ればゆっくり過ごしたいと願うだろう。
ケヴィンは奥さんを苛立たせないよう、何か工夫が出来なかったのかな?

お互いの価値観がぶつかり合う時、アメリカ人は白黒つけるしか脳が無い。
日本人を見習って、折衷案というものを学べば、もう少し平和になるだろうに。

フィリップは、仲間内でのテニスの練習には
私を無理に連れて行く事はしなかったけど、
その他の場面では、私が疲れて行きたがらないと、やっぱり不機嫌になったかな。
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