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マンガ家Mの日常
初めにお断りしておきます。
記事の内容で不適切な部分があれば、それは私の見識不足によるもので、
コメントからご指摘をいただければ、出来る限りでの対応を致します。

そう書かなければと思ったのは、タイトル通りプライベートな話だから。

フィリップと2度目の破局を迎えたのが1ヶ月程前。
まともな話も何も無く、一方的でいきなりな事だったんで、スッキリしない。
目の前には仕事もあって、そう落ち込んでもいられないし、
そう落ち込んだ気分でもない。
でも、モヤモヤは頭の中につきまとっているんで、
自分なりに整理していかねば区切りも付け難い。
それで、もうちょっと実態について踏み込んでみる事にした。

プライベートについて書くのは正しいあり方では無いかもしれないが、
プライベートによって性質が成り立っているので、そこに触れずには語りきれない。
仲直りして1年とちょっと付き合ったけど、さすがにもう次は無い。
完全に地球の裏側の誰か、になってしまったので、
今のタイミングでなら、と思う。

人間の性質の形成に於いて、誰にとっても家族が重要なファクターとなる。

フィリップには別れた元妻との間に、重度の障がいのあるお嬢さんがいる。


ここでもうひとつお断りを述べておきます。
うちの親族にも障がいのある人がいた。
その人は私が小さい頃に亡くなられてしまったので、
障がいについての正確な事はわからない。
ただ、障がいというのは人が生きる社会にとって、特殊な事では無いと思う。
何故そうなるのかは、神様じゃないのでわからないけど、
遺伝子というのはただのコピーではなく、
多様な人が生まれるような、何らかの仕組みが根底にあるのでは無かろうか。
皆、生まれるべくして生まれて来る。
今現在自分自身はほぼ健康で不自由無く暮らしているけれど、
不慮の事故や病気でダメージを負う事はあり得るし、
そうでなくても、いつかは歳を取って身体や頭が思い通りに働かなくなる。
障がい者と健常者に境目等は無いのだ。

文章にすると、かっこつけのキレイ事のようで、申し訳ないです。
日々介護に当たっている御家族の心中にまでは
経験の無い身には思いが至らない。それが正直なところ。


フィリップのお嬢さんはアスペルガー症候群だと聞いている。

専門知識は無いので、アスペルガーと自閉症の違いもわかり難いし、
症状も人それぞれ、千差万別で、専門の研究自体がまだ道半ばなので
ネットでチラッと見た程度では全くわかり得ない。
極軽い症状で、ちょっと気難しい性格かな、というレベルの人も多くいるそうで、
その場合、社会生活を営む上で何ら不自由は無いらしい。

2年前フィリップの自宅に滞在した時、数日お嬢さんと一緒に過ごしたが、
彼女の場合、自立を望むのはまず無理だろうと見られるレベルだった。

(続く。)








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