忍者ブログ
マンガ家Mの日常
フィギュアスケート グランプリ ファイナル
レベルの高い、見応えのある大会でした。
競技の特性にもよるのだけど、
欧米の人は骨格ががっしりしていて、腰回りが大きく、筋肉の付き方も違う。
体格が全く違うのだから、普通に考えると 勝てる気がしない。
でも、そこを 日本の選手たちは 跳ね返して行くのだからスゴイ。

各方面で資金の問題も言われてはいるけれど、
それでも昔に比べれば豊かになって、
指導者も一流になり、質の良い練習ができるようになって、
20年、30年の実績の積み重ねがあって、
フィギュアスケートのように 大輪の花が開いたのでしょう。

逆に、残念ながら、ロシアの凋落が目につく。
ソ連崩壊から、経済的におちこんでしまって、
スポーツの分野に十分なお金が 行き渡らなくなったから。
お金だけが選手を育てる訳ではないのだけれど、
プロや国際レベルの試合で勝ち抜くには、経済的支えが重要なのは間違いない。
また、指導者側にしても、納得のいく指導をする為には
お金の問題に目をつぶってもいられない。
ロシアの有名コーチが 日本の選手につくのも、
そのあたりと無縁ではないと思う。

日本の選手が活躍していると、大会も見てて楽しい。
でも、やっぱり かつてのソ連スケーター達のように
憎らしい程かんぺきな、ロシアバレエそのもののような滑りを、
今のロシアの選手にも見せてもらいたい。

この後 気になるのは、
また いつ 日本選手落としのためのルール改正(改悪?)が始まりはしないか、
ということ。
これはフィギュアに限った問題じゃなく、どの競技でも言われているものね。
ソフトボールがオリンピックから外され、
アジア大会からも外されようとしている。
どっちの大会でも 日本チームが 金メダル取ったばかり。
...、なんなんだか。

欧米の人達の負けず嫌いって、ちょっと怖いね。
最近そこに中国もどかっと入り込んで来てる。

...、スポーツの場だけで済むんだったら
こんな ありがたいことはないけどね。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック