記事がとびとびで わかり難くてすみません。
ここ2、3日、身体にダルさがつきまとって、
集中して記事を書く気になれませんでした。
身体の芯を木槌で叩きつぶされたみたいにグッタリして、
自分でも、何で気力が湧かないんだろう...と。
11月から12月にかけて日本にいなかったせいで、年末気分も今少し。
誰が待ち望んでいる訳でもないとは思いつつ、
アメリカでの事、頑張って書きます。
夕食を済ませてホテルの部屋に戻る。
バスルームで歯を磨いて出て来ると フィリップはTVをつけていて、
たまたま放送されていたマイケル・ブーブレのコンサートを見ていた。
「会場、どこだかわかる?」と聞かれ、
「マジソン・スクエア・ガーデンだと思う。」と答えた。
放送は既に後半にさしかかっていたようで、
数曲聞いたところで エンディングを迎えた。
フィリップは映画館に行っても、エンドロールが始まったところで
席を立つタイプ。
その時もすぐにTVを消そうとした。
TVを消して、フィリップがどうしたいかはわかっていた。
でも、とりあえず会場の名前が出て来るまで待たせた。
やっぱりマジソン・スクエア・ガーデンで当たりだったと
確認する間ももどかしいように、
フィリップはTVを消して、部屋の電気も消した。
黒い陰がゆっくりと覆い被さって来た。
昨晩はフィリップも気が引けて 出来なかったんだろう。
キスして抱き合ってて、私も少しホッとしていた。
このまま自然にセックスすれば、元通り、仲良くなれる。
だけど、思わぬ方向に行ってしまった。
セックスの時フィリップが 私の乳首を吸ったりいじったりするのは
いつもの事だったのだけど、
その夜は少しキツめで 触るのも長かった。
こそばゆくて笑えて来てしまって、
思わず「止めて。」と言って 胸を押さえた。
すると、途端にフィリップが飛び退いて怒り出した。
突然で、意外な事だったので、
フィリップが何と言ったか正確には覚えていないのだけど、
「そうやって、いつまでも僕を許さないんだ。」と言ったようだった。
意味がわからなかった。
ただ単にこそばゆかったから 乳首をこするのを止めて欲しかっただけで、
キツイ言い方をした訳でも無いし、
それまで普通に抱き合ったりキスしたりしていたのだから。
ただ「止めて。」のひと言がそんなにまずかったのか、
その時は悩んでしまったけれど、後々考えてみると、
フィリップは 私を責めるきっかけを心のどこかで待っていたのだろう、
と思い当たった。
パームデザートに着いてから フィリップは
少しずつスキンシップの距離を縮めて来ていたけれど、
声も表情も態度も、全体がぎこちなかった。
ケンカの後だからぎこちないのも当然とは受け止めていたけれど、
おそらくフィリップは、思考の表層では
自分が大人の態度を取って仲直りをするんだ、と思いつつも、
少し深いところでは、
自分の好意を無にした私を厳しく叱責し、罰したいという感情が
本人が気付いているかいないかの微妙なラインで存在していたんだろう。
(更に続く)
ここ2、3日、身体にダルさがつきまとって、
集中して記事を書く気になれませんでした。
身体の芯を木槌で叩きつぶされたみたいにグッタリして、
自分でも、何で気力が湧かないんだろう...と。
11月から12月にかけて日本にいなかったせいで、年末気分も今少し。
誰が待ち望んでいる訳でもないとは思いつつ、
アメリカでの事、頑張って書きます。
夕食を済ませてホテルの部屋に戻る。
バスルームで歯を磨いて出て来ると フィリップはTVをつけていて、
たまたま放送されていたマイケル・ブーブレのコンサートを見ていた。
「会場、どこだかわかる?」と聞かれ、
「マジソン・スクエア・ガーデンだと思う。」と答えた。
放送は既に後半にさしかかっていたようで、
数曲聞いたところで エンディングを迎えた。
フィリップは映画館に行っても、エンドロールが始まったところで
席を立つタイプ。
その時もすぐにTVを消そうとした。
TVを消して、フィリップがどうしたいかはわかっていた。
でも、とりあえず会場の名前が出て来るまで待たせた。
やっぱりマジソン・スクエア・ガーデンで当たりだったと
確認する間ももどかしいように、
フィリップはTVを消して、部屋の電気も消した。
黒い陰がゆっくりと覆い被さって来た。
昨晩はフィリップも気が引けて 出来なかったんだろう。
キスして抱き合ってて、私も少しホッとしていた。
このまま自然にセックスすれば、元通り、仲良くなれる。
だけど、思わぬ方向に行ってしまった。
セックスの時フィリップが 私の乳首を吸ったりいじったりするのは
いつもの事だったのだけど、
その夜は少しキツめで 触るのも長かった。
こそばゆくて笑えて来てしまって、
思わず「止めて。」と言って 胸を押さえた。
すると、途端にフィリップが飛び退いて怒り出した。
突然で、意外な事だったので、
フィリップが何と言ったか正確には覚えていないのだけど、
「そうやって、いつまでも僕を許さないんだ。」と言ったようだった。
意味がわからなかった。
ただ単にこそばゆかったから 乳首をこするのを止めて欲しかっただけで、
キツイ言い方をした訳でも無いし、
それまで普通に抱き合ったりキスしたりしていたのだから。
ただ「止めて。」のひと言がそんなにまずかったのか、
その時は悩んでしまったけれど、後々考えてみると、
フィリップは 私を責めるきっかけを心のどこかで待っていたのだろう、
と思い当たった。
パームデザートに着いてから フィリップは
少しずつスキンシップの距離を縮めて来ていたけれど、
声も表情も態度も、全体がぎこちなかった。
ケンカの後だからぎこちないのも当然とは受け止めていたけれど、
おそらくフィリップは、思考の表層では
自分が大人の態度を取って仲直りをするんだ、と思いつつも、
少し深いところでは、
自分の好意を無にした私を厳しく叱責し、罰したいという感情が
本人が気付いているかいないかの微妙なラインで存在していたんだろう。
(更に続く)
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