Xmas Eve。
2年続けてXmas直前にボーイフレンドと破局すると、
世間のパーティモードが少しこたえる。
皆さん、こんなブログ読んでないで、外に出て楽しんでね。
私は昨日から「Gossip Girl」シーズン2と3を続けて見て気分転換してるとこ。
記事の続きの続きを書きます。
ほんの少し前まで、良い方向に向かいそうだったのが、一気に崩れてしまった。
結局、感謝祭の翌日の夕方の諍いの繰り返しになってしまった。
フィリップは、私が彼を攻撃しているかのように言って来る。
私は彼のスキンシップを受け入れて来たのに、というと、
あからさまな嘲笑が返って来た。
フィリップからすると、自分が関係修復の努力をしているのに
私が相手にしようとしていないように感じられたのかも?
私からももっと積極的にスキンシップするべきだったと言う事?
でも、ブランチの後だとか、スパの後だとか、
度々ピリピリしたムードを漂わせられて、迂闊には入っていけないよ。
それに、断じて、彼を拒む事はしなかったのに。
フィリップにしたって、さぐりさぐりじゃなしに、
仲直りしたい、元のように一緒にセックスを楽しみたいって、
はっきり口に出して言えば良かったじゃないの。
日本人の「建前」についてさんざん悪く言ってたけど、
口に出して言いづらくて、どこか遠回しにしてしまうのは同じじゃないの。
それから、何でそうなるのかわからなかったけれど、
日本人批判論が始まってしまった。
私への批判と、日本人全般に対しての批判がごちゃ混ぜになって来ていた。
回答の曖昧さが誤解を膨らませていく、という話。
「即断即決」について前にさんざん言われていたので、
パームデザートでは早めの返事に徹していた。
でも、何故かまだ気に入らなかったみたいだった。
その日のブランチと夕食については
フィリップがレストランを2軒程提示して私に選ばせた。
ホテルにずっといるよりは外に出たい、とか、
前の晩和食だったから、今日は和食じゃなくてもいいや、とか、
フィリップに無理に和食を食べさせるのも申し訳ない、とか、
いずれにしても柔らかい理由からだったんだけど、
この時、「何故その店を選んだのか。」なんて言う事まで問いただされた。
食事なんて、もっと軽い気分で楽しみたいじゃない。
そんなにうるさく「決断」だなんだと毎回迫られたら
食べるのが苦痛になって来るよ。
フィリップにしてみれば、私がアメリカンスタイルの食事が続くのがつらい、
と言ったから 気を回しての事だったんだろうけど。
でも、食事にそうもいつもいつも気を張っていられないよ。
フィリップには「決断」が常に大命題だった。
私の仕事の話にまで火の粉が飛んで来てしまった。
ハーレクインの原作の選定で今回悩んでいた事は話してあったんだけど、
そうしたらそれを受けて、
「原作の決定はいつまでにするものなのか?」という話になった。
大体において、原稿の締め切り日というものがあるから
それに逆算する形でスケジュールを組んでいく。
でも、雑誌でもコミックスでも、諸般の事情で締め切り日がズレたり、
流動的だったりする事もあるし、
私のスケジュールに合わせる形で締め切りを設定してもらう事もある。
原作は受け取ったらすぐ読んで返事する。
でも、今回のように、マッチングがスムーズに行かない事も時としてある。
どの出版社の仕事に限らず、納得のいかない状態であれば
到底良い作品は仕上がりっこ無いので、それは
読者にとっても、出版社にとっても、マンガ家にとっても
良い事は何もないから、仕事そのものを断らざるを得ない場合だってある。
そんな複雑な説明をしていられないから、ひと言「ケース・バイ・ケース」
と答えたけれど、フィリップは全く納得しようとしなかった。
私をやり込めずにはいられない気分らしかった。
生存競争の厳しい中、私だってもう長い間マンガ家としてやって来ている。
その時々で必要な決断はきちんと自分自身でやっている。
だからこそここまで生き残って来た。
「プロとして必要な事はやっている。」とはっきり言ったけど、
何を言ってもフィリップの見方は変わらないようだった。
一体、何をどうしたいの?
...結局のところ、やっぱり、私を懲らしめてスッキリしたかったのか...?
感謝祭の夜に私が反発してしまった事で プライドが傷付いて
許すに許せなくなってしまっていたのだろうか...。
(もう少し続く)
2年続けてXmas直前にボーイフレンドと破局すると、
世間のパーティモードが少しこたえる。
皆さん、こんなブログ読んでないで、外に出て楽しんでね。
私は昨日から「Gossip Girl」シーズン2と3を続けて見て気分転換してるとこ。
記事の続きの続きを書きます。
ほんの少し前まで、良い方向に向かいそうだったのが、一気に崩れてしまった。
結局、感謝祭の翌日の夕方の諍いの繰り返しになってしまった。
フィリップは、私が彼を攻撃しているかのように言って来る。
私は彼のスキンシップを受け入れて来たのに、というと、
あからさまな嘲笑が返って来た。
フィリップからすると、自分が関係修復の努力をしているのに
私が相手にしようとしていないように感じられたのかも?
私からももっと積極的にスキンシップするべきだったと言う事?
でも、ブランチの後だとか、スパの後だとか、
度々ピリピリしたムードを漂わせられて、迂闊には入っていけないよ。
それに、断じて、彼を拒む事はしなかったのに。
フィリップにしたって、さぐりさぐりじゃなしに、
仲直りしたい、元のように一緒にセックスを楽しみたいって、
はっきり口に出して言えば良かったじゃないの。
日本人の「建前」についてさんざん悪く言ってたけど、
口に出して言いづらくて、どこか遠回しにしてしまうのは同じじゃないの。
それから、何でそうなるのかわからなかったけれど、
日本人批判論が始まってしまった。
私への批判と、日本人全般に対しての批判がごちゃ混ぜになって来ていた。
回答の曖昧さが誤解を膨らませていく、という話。
「即断即決」について前にさんざん言われていたので、
パームデザートでは早めの返事に徹していた。
でも、何故かまだ気に入らなかったみたいだった。
その日のブランチと夕食については
フィリップがレストランを2軒程提示して私に選ばせた。
ホテルにずっといるよりは外に出たい、とか、
前の晩和食だったから、今日は和食じゃなくてもいいや、とか、
フィリップに無理に和食を食べさせるのも申し訳ない、とか、
いずれにしても柔らかい理由からだったんだけど、
この時、「何故その店を選んだのか。」なんて言う事まで問いただされた。
食事なんて、もっと軽い気分で楽しみたいじゃない。
そんなにうるさく「決断」だなんだと毎回迫られたら
食べるのが苦痛になって来るよ。
フィリップにしてみれば、私がアメリカンスタイルの食事が続くのがつらい、
と言ったから 気を回しての事だったんだろうけど。
でも、食事にそうもいつもいつも気を張っていられないよ。
フィリップには「決断」が常に大命題だった。
私の仕事の話にまで火の粉が飛んで来てしまった。
ハーレクインの原作の選定で今回悩んでいた事は話してあったんだけど、
そうしたらそれを受けて、
「原作の決定はいつまでにするものなのか?」という話になった。
大体において、原稿の締め切り日というものがあるから
それに逆算する形でスケジュールを組んでいく。
でも、雑誌でもコミックスでも、諸般の事情で締め切り日がズレたり、
流動的だったりする事もあるし、
私のスケジュールに合わせる形で締め切りを設定してもらう事もある。
原作は受け取ったらすぐ読んで返事する。
でも、今回のように、マッチングがスムーズに行かない事も時としてある。
どの出版社の仕事に限らず、納得のいかない状態であれば
到底良い作品は仕上がりっこ無いので、それは
読者にとっても、出版社にとっても、マンガ家にとっても
良い事は何もないから、仕事そのものを断らざるを得ない場合だってある。
そんな複雑な説明をしていられないから、ひと言「ケース・バイ・ケース」
と答えたけれど、フィリップは全く納得しようとしなかった。
私をやり込めずにはいられない気分らしかった。
生存競争の厳しい中、私だってもう長い間マンガ家としてやって来ている。
その時々で必要な決断はきちんと自分自身でやっている。
だからこそここまで生き残って来た。
「プロとして必要な事はやっている。」とはっきり言ったけど、
何を言ってもフィリップの見方は変わらないようだった。
一体、何をどうしたいの?
...結局のところ、やっぱり、私を懲らしめてスッキリしたかったのか...?
感謝祭の夜に私が反発してしまった事で プライドが傷付いて
許すに許せなくなってしまっていたのだろうか...。
(もう少し続く)
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