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マンガ家Mの日常
お気に入りのHARBSにケーキを買いに行く。
フワサクのスポンジが夢心地の生クリームに包まれ、
彩り鮮やかなフルーツが舞台上で競演している。
ショーケースには 毎日でも食べたいケーキ達が揃っているけど、
生クリームの重厚さで てきめんに太る太る。
だから、Xmasと誕生日、
あとは余程自分にご褒美が必要な時にだけ買って食べる事にしている。

買いに行く途中で、何故か偶然、元カレのダニエルに出会ってしまった。
どうしてこんな時に。
オフィスが移転したのと、ケンカしたのとで、姿を見かける事もなかったし、
この1年、メールのやり取りすらしていなかったのに。

一瞬どうしようか迷ったけど、さすがに1年も経ってるし、
Xmasの簡単な挨拶くらい良いだろうと思って 声をかけた。
ダニエルはフィリップとずっとメールのやり取りをしているらしく、
今回の事はフィリップから知らされていた、色々と。
ウソっ、やめてよ。
もうキッパリ別れたんだから、それを友人にあれこれ言わないでよ。

ダニエルは 目の前の私を責めるような事は一切言わなかった。
フィリップについては、良いヤツだけど、頭がカタい、と言っていた。
今回の事についてはフィリップのメールからのみの情報だった訳だけど、
私が疲れていてフィリップに付いて行けなかった点に関して少し話すと、
ある程度の事情は察知してくれたみたいだった。

年が明ける頃にはフィリップも 今回の事を忘れるんだろうけど、
まだ暫くの間、ふたりで私の事についてメールでやり取りしてるようなのは
あんまり気分の良い事ではないなぁ。
ふたりとも、やっぱり、どっちもどっちな感じ。
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