忍者ブログ
マンガ家Mの日常
80年代後半から90年代にかけてのバブル期に、
アナドルの草分けとして活躍した女性アナウンサー有賀さつき急逝の報道が
駆け巡っている。

正直、この人嫌いだった。
女子アナがもてはやされて浮かれ騒いでるのも、TVを見ていて不愉快だったしね。
美人で学歴もあって、どこに行ってもチヤホヤされているせいか、
TV番組の中でフェミニストの女性達を「怖いオバ様」と揶揄する様な発言があり、
以来、この人を受け付けなくなった。

フリーランスになって不遇の時代を迎え、離婚も経験し、
それなりに苦労の多い人生だったらしい。

様子から見て、癌だと思われるが、
病名は親族にも伏せるよう、医師に伝えていたとの事。

身辺整理して覚悟を決めて最期を迎えた事に、賞賛の声もあるが、
親族にまで病名を伏せていたのは少し疑問に思う。

癌は体質として遺伝する場合もある。
娘さんが将来的に病院に行った際、問診で親族の病名を尋ねられる事もある。
それは医学的に重要な情報の一つでもある。
せめて、親族にだけは病名を伝えておくべきだったのではなかろうか。

娘さんはまだ15歳だそうで、母親の死を受け止めるのは厳しい。
でも、いずれ成長した時には、母親がどういう最期だったのか、
はっきり知っていた方が、将来的に気持ちの整理がしっかりと出来ると思う。

私自身で言えば、様々な意味で両親と距離があったので、
両親について知りたくても知らない事柄が沢山あり、
未だに足下がおぼつかないような気分でいる。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック