今日と明日は地元の商店街のお祭り。

数年前にテキヤを排除して、商店街の店舗だけで運営している。
食べ物の屋台と子供向けの遊び場が並ぶのは、どこのお祭りでもお馴染みの光景。
パティオ広場では様々なアトラクションも繰り広げられている。
と言っても、さして目新しくもなく、大掛かりでもなく、ほのぼのしたレベル。

特筆すべきものがある訳でもないお祭りだけど、毎年数万人の人出でごった返し、
警察の交通指導も登場する騒ぎ。

今年はやや天候不順もあって、例年よりやや少なめのようではあるけれど、
女性の浴衣姿がそこかしこに見られる。
誰が来ても可愛いし、本式の着物ではなくても、日本情緒があって良い。
浴衣賛成。

でも、着方があまり美しいとは言えない人も多い。
着慣れていないせいは勿論としても、美意識の問題も大きいと思われる。

日本の着物文化は、西洋の黄金律とも合致していて、
非常に精緻なバランスの上に美しさが存在する。
なので、着付け教室に通うまではせずとも、
美意識が備わってさえ入れば、バランス良く着こなせる筈。

たかが浴衣とは言え、TVで時代劇を見るとかして、
着物のバランスの美しさを意識の中に定着させておくと良いように思える。