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マンガ家Mの日常
この1ヶ月で樹々がどんっと音を立てるように色づいた。
鮮やかな緑のすぐ横に 鮮やかな赤と黄色のタペストリーが並んでいる、
という風情。
カリフォルニアは昨晩から今朝にかけて強風で、
トレーラーや大木が倒される事故が相次いでいる。
紅葉のタペストリーは歩道の絨毯に変わってしまった。

ケータイでブログを見られる筈なんだけど、何もしていなくて、
だから、前にどういう事を書いたかわからなくなりそう。
続けて急いで書かなきゃ。

フィリップとダニエルがパリの空手道場仲間だというのは 前に書いた通り。
でも、その後の長い友情関係が何だかよくわからない。

ダニエルとはこの1年何の連絡も取ってないので、
ダニエルがフィリップをどうとらえているのかはわからない。
フィリップの方は明らかに ダニエルを
プレイボーイのトラブルメーカーだと見てる。
そしてフィリップ自身、彼には大小様々な迷惑を被り 悩まされていたみたい。
軽めのダニエルに対して、
フィリップが何事もきっちりする性格だってのもあって、
余計そう感じてる部分も無くは無いんじゃないかとは思うんだけど。

20代半ばでアメリカに来て、故郷の友人同士繋がりを持つのはわかる。
実際私も中高校時代の友人とたまに会えるのが嬉しい。
でも、それぞれの生活基盤がしっかり出来上がって、
仕事仲間や新しい友人も沢山出来たんだから、
相手のことを迷惑だと感じるんなら、
もう連絡取り合わなくても良いんじゃない?
よっぽど困って助けが必要な場合は手を貸すとしても。
体育会系の絆なのかなぁ。

先の、私がまだダニエルにメールをし続けているのかも事件の時、
ふたりが友人でライバル関係であるというだけで無く、
フィリップがダニエルに対してどこか劣等感らしきものを
抱いているように感じた。
フィリップに、あなたは成功したビジネスマンなのだから、
ダニエルの事を気にする必要は無いんじゃない?ってメールした。
するとフィリップは、離婚して娘と会える日数も限られているので寂しくて、
ダニエルからのメールでも良いから何か連絡が欲しくなる、と返事して来た。
(フィリップの離婚がいつ頃の事だったのか、時期は聞いていない。
 割と最近だったのかも。)
いや、フィリップにだってこっちに良い友人が沢山いるんだけど、
何かが違うのかなぁ。
同じひとり暮らしでも、私のようにずっとひとりで居るのと、
離婚直後とでは 確かに事情が違うかも。
何となく情にほだされてしまった。
それからはメールもなるべく頑張ってするようにしてた。

でも、同時に少し不安になった。
今 私に熱心にアプローチしてるのは、
寂しさを埋める相手が欲しい側面が強いんじゃないのかしら、って。

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