フィリップは こっちに道具を持って来て仕事したら良いよって
言ってくれていた。
でも、仕事場をまるごと持って行ける訳ではないから、
持って行ける物、出来る仕事の範囲は限られる。
滞在がネーム作業期間にほぼ合致してくれそうだったので、
それなら何とかなるかと思った。
ところが、予定なんてものは崩れる為にあるらしい。
TVの修理のゴタゴタは以前書いた通り。
それで3日間は無為に潰れた。
後半、キツくなって来たあたりで
アシスタントさん達が相次いで病気になったのも 以前書いた通り。
そして、これは完全に私の責任なんだけど、
絵の仕上げに思ったより時間がかかった。
これも以前書いた通りで、
コミックスは修正がきかないから トコトンやるしかない。
時間をかけただけある仕上がりにはなったと思うので、「脅された花嫁」
買ってジックリ読んでやってね。
原稿の上がりについては、いくらかの遅れは常に織り込み済みなんだけど、
今回はそれでは間に合わないくらい遅れてしまった。
でも、まだ滞在に向けての準備期間はある。
次の原作を選定して準備すれば良い。
ところが、今回は選定にもまごついた。
いつも自分なりに幾つかのポイントを考慮して原作を選ぶ。
でも、今回は狙いに合う原作に行き当たらない。
合う合わないは人それぞれなので、
他のマンガ家さんにだったら良いのかもしれないけど、
私の狙いとは外れてしまってた。
かろうじて今手元にある原作を選んだけど、時間がかかってしまって、
出発前までに 十分な準備をするだけの余裕はなくなってしまっていた。
内容にもよる訳だけど、ハーレクインのように海外が舞台で、
原作者の知識で書かれているものをマンガにするには、
ネームを進める段階で それ相応の資料が随時必要になってくる。
焦って書店に行って、作品の舞台設定に合う本だけは買って来れたものの、
それだけでは到底心許ない。
厳しい状況 に追い込まれてしまった。
プライベートでは他にも問題があった。
仕事と趣味を兼ねてドラマや映画をよく見るんだけど、
原稿制作中は時間が無くて見られないから、主にハードディスクに録画しておく。
原稿が上がった後、それなりの日数で消化していくんだけど、
今回はそれを見るどころか、体力回復の為の休みもままならなかった。
そして、滞在中の疲れが又更に溜まる。
12月に帰国した後は 締め切りに向けてのスケジュールの調整が
ボチボチ始まってくるから、そうもノンビリTVに時間を取れない。
それでも何とか消化していく訳だけど、消化、なんて言ってる時点で、
もう 楽しみから外れて義務になってしまってる。
そしてもう一件、
来年1月にフィリップと行く予定のオーストラリア旅行について。
ずっと原稿に掛かりっきりで、旅行代理店に行く時間も無く、
ネット販売を使うには頭がボンヤリしていてミスする恐れがある。
それで、原稿が上がって、原作選定の問題が落ち着いたら
改めて航空券を手配しようと思ってた。
で、行きは良いんだけど、メルボルンからシドニーへ乗り継いでとなると、
日本とLAとでは 帰りの便の時間が大きくズレる。
その事をメールでフィリップに相談して、
確認が取れたら手配しようと思ったんだけど、
そういう大事な時に限ってメールの遅配が続いて、
結局、出発前までに連絡が取れなかった。
出発前日、やはり4週間分となるとパッキングも手間で、
他にも用事を済ませてると、そのまま徹夜になってしまった。
段々気分が落ち込んで、仕事も滞在も旅行も、自分の人生の何もかもが
楽しいと思えなくなってきてた。
でも、とりあえず、時間が来たら行くしかない。
iPhoneから送信
言ってくれていた。
でも、仕事場をまるごと持って行ける訳ではないから、
持って行ける物、出来る仕事の範囲は限られる。
滞在がネーム作業期間にほぼ合致してくれそうだったので、
それなら何とかなるかと思った。
ところが、予定なんてものは崩れる為にあるらしい。
TVの修理のゴタゴタは以前書いた通り。
それで3日間は無為に潰れた。
後半、キツくなって来たあたりで
アシスタントさん達が相次いで病気になったのも 以前書いた通り。
そして、これは完全に私の責任なんだけど、
絵の仕上げに思ったより時間がかかった。
これも以前書いた通りで、
コミックスは修正がきかないから トコトンやるしかない。
時間をかけただけある仕上がりにはなったと思うので、「脅された花嫁」
買ってジックリ読んでやってね。
原稿の上がりについては、いくらかの遅れは常に織り込み済みなんだけど、
今回はそれでは間に合わないくらい遅れてしまった。
でも、まだ滞在に向けての準備期間はある。
次の原作を選定して準備すれば良い。
ところが、今回は選定にもまごついた。
いつも自分なりに幾つかのポイントを考慮して原作を選ぶ。
でも、今回は狙いに合う原作に行き当たらない。
合う合わないは人それぞれなので、
他のマンガ家さんにだったら良いのかもしれないけど、
私の狙いとは外れてしまってた。
かろうじて今手元にある原作を選んだけど、時間がかかってしまって、
出発前までに 十分な準備をするだけの余裕はなくなってしまっていた。
内容にもよる訳だけど、ハーレクインのように海外が舞台で、
原作者の知識で書かれているものをマンガにするには、
ネームを進める段階で それ相応の資料が随時必要になってくる。
焦って書店に行って、作品の舞台設定に合う本だけは買って来れたものの、
それだけでは到底心許ない。
厳しい状況 に追い込まれてしまった。
プライベートでは他にも問題があった。
仕事と趣味を兼ねてドラマや映画をよく見るんだけど、
原稿制作中は時間が無くて見られないから、主にハードディスクに録画しておく。
原稿が上がった後、それなりの日数で消化していくんだけど、
今回はそれを見るどころか、体力回復の為の休みもままならなかった。
そして、滞在中の疲れが又更に溜まる。
12月に帰国した後は 締め切りに向けてのスケジュールの調整が
ボチボチ始まってくるから、そうもノンビリTVに時間を取れない。
それでも何とか消化していく訳だけど、消化、なんて言ってる時点で、
もう 楽しみから外れて義務になってしまってる。
そしてもう一件、
来年1月にフィリップと行く予定のオーストラリア旅行について。
ずっと原稿に掛かりっきりで、旅行代理店に行く時間も無く、
ネット販売を使うには頭がボンヤリしていてミスする恐れがある。
それで、原稿が上がって、原作選定の問題が落ち着いたら
改めて航空券を手配しようと思ってた。
で、行きは良いんだけど、メルボルンからシドニーへ乗り継いでとなると、
日本とLAとでは 帰りの便の時間が大きくズレる。
その事をメールでフィリップに相談して、
確認が取れたら手配しようと思ったんだけど、
そういう大事な時に限ってメールの遅配が続いて、
結局、出発前までに連絡が取れなかった。
出発前日、やはり4週間分となるとパッキングも手間で、
他にも用事を済ませてると、そのまま徹夜になってしまった。
段々気分が落ち込んで、仕事も滞在も旅行も、自分の人生の何もかもが
楽しいと思えなくなってきてた。
でも、とりあえず、時間が来たら行くしかない。
iPhoneから送信
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