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マンガ家Mの日常
ケータイアプリのニュースでちらっと見ただけで、
それもすぐ次のニュースに取って代わってしまって消えちゃったんで、
詳しい事は分からない。

講談社の雑誌で連載されていた
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の
恋愛をテーマにしたマンガが、いきなり打ち切りになっちゃったんだって。
圧力団体からの抗議を警戒して、講談社が判断した。

作者の方はご自身のブログで
打ち切りになるような不適切な表現はしていないとコメントしていて、
LGBTの団体も、打ち切りに抗議の声を上げている。

この場合の圧力団体って、どういう人達なんだろう?

マイノリティであるLGBTを理解して受け入れるのは
理屈だけで言う程には簡単では無いかもしれないけど、
それぞれ個人の恋愛なんだから、他人は関係無いじゃん?って思う。
もし自分の身内が、となると、まだやっぱり複雑な気持ちになるだろうけどね。

アメリカのドラマを見ていると、
レズビアンやゲイのカップルが多く描かれるようになって来た。
かつてはギャグの対象だったりしたんだけど、
これからは、自然なカップルのあり方の一つとして描こうという取り組みが
TV界の通念としてなされているんだろう。

圧力団体からの抗議を警戒するのはどこの出版社でも同じなんだけど、
中小はともかく、大手3社の一角である講談社なんだから、
何とか対応策を取れないものかね。

言論の自由の砦である筈の出版社が、自ら言論の自由を縛っちゃったら
世の中どうなってしまうんだろう。
出版社って、何の為にに存在するんだろう。
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