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マンガ家Mの日常
先日、出かける寸前にiPhoneアップデートのお知らせが入った。
一旦後回し。

その少し前に、2ファクターシステムのお知らせがあり、やってみた。
セキュリティを高めるためのシステム。
それは良いんだけど、
お陰で、指紋認証で開けなくなったし、
コード認証の前にカメラを開けるシステムも無くなってしまった。
色々、良し悪しだなぁ。

そして、iOS 10にアップデート。

またぞろ画面があれこれ変わってしまった。
これに慣れるのにまた暫くかかる。
面倒だなぁ。
使い慣れないうちは、昨日が向上した実感が無い。
でも、こういう変化の繰り返しに順応していくのが、ボケ防止に良いのかも。
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ポケモンGO、リオ五輪、お盆、等々重なるこの時期に、
ひっそりと一人でネーム作業やってます。

一般的な小説を原作としてマンガを描く場合でも、
原作者の意図を図るのが難しい点があったりして、
必ずしもオリジナルより楽という訳ではありません。

IT企業のサービスの説明をストーリーを交えたマンガ形式で描いていて、
マンガ云々の前に、ITの仕組みがまず分からんのですわ。

説明文は会社の担当者にお任せするとしても、
それを分かったように絵にしなければならんのですわ。


PCでやってる事は、未だにメールとネットの範囲。
度々の事で、旅行の手配は大分落ち着いて出来るようになったけど、
何かのアカウント取得を求められる度にうろたえてしまう。

勉強しなくちゃなぁと常々思いながらも、
まとまった時間を持つ事と、ストレスに耐える事が簡単ではなくて、
いつまでたっても進歩が見られない。
写真の整理とか、溜まる一方。

IT社会の発達で、この先の人生、どうなるんだろう。


1日様子を見て...、
困りモノコメントが止まったので、ちょっとホッとしました。



記事に対して批判、反論があれば受け付けるのだけど、
優越感に浸って、のっけから侮辱的な言葉を並べるやり方の人って、
どこで何言っても受け入れられないと思う。

懲らしめてやろうって思って批判、反論して来られても、
内容に納得出来なければ、こちらも反論を返す。
批判、反論されたからって、すぐに「ハイ、貴方が正しいです。」
となるとは限らない。
それは承知の上で批判、反論しなきゃね。

このブログ、「公開」にしてはいるけど、「公共性」は高くない。
なので、記事の自由の範囲は、公共的な媒体よりも広くなる。
当然、一般的な社会常識を踏まえての事だけど。
「批判記事は、相手に損害を与える。」って、その点はあるかもしれないけど、
前提として、こちらが何らかの損害を感じていなければ、批判記事は書かないし、
相応の覚悟は持って書いている。
先の投稿者のコメントに従って批判記事を封殺していくとね、極論だけど、
「安倍首相、嫌い。アベノミクス失策だから。」なんて事も、
「安倍首相や閣僚に損害を与えるから、書いてはいけない。」ってなっちゃう。
怖いね。

投稿者の方は...、私のマンガの読者じゃなくて、
マンガの仕事の裏事情みたいなものを読むのが好きなんだろうな。
それで、そういう記事ばかり目に留める。
裏事情なんだから、批判的な話もあって当然。
そういうのを読みたくてそればかり読んで、
それで、「批判ばかり書いてる。」って批判してくるのって、
なんか、矛盾してる。
「仕事情報」じゃない記事、批判ネタの無い記事だって沢山書いてるんだけどね。
そういうのには一切コメントして来ない。



原稿を宅配で送る件に関して、ちょこっとだけ付け加えます。

些細な事のようではあるけど、単純に言って、手間を増やしたくないの。
まぁ、そう言うと、ただの我が儘に聞こえるけどね。
ネームや原稿描きの間って、作品世界に入り込むまでに、
多大な労力と時間を必要とする。
言ってみれば、遠洋漁業。
時間かけて遠くまで行って、やっと成果を掴む作業。
なので、細かい作業で度々陸地に引き戻されるのは、マイナス影響が大きいの。
このコミックスに関しては、突発的な割り込み仕事だったからね、特に。
だからこそ、相手の編集者との信頼関係がどこまであるかを考える。

投稿者からは、
「大御所でもないのに。コストや経済効果を考えろ。」
といった内容の批判もありました。
別に良いんだけどね、それって、
経済効果が見込めない本を作ってるって、出版社を馬鹿にしてる事にも繋がるよ。
まぁ、論理がグチャグチャだったんだよね。

連絡相手は元の担当者ではなくて、知らない編集者で、
(以前、編集部に自分で完成原稿を持って行った時、担当者が居なくて、
 代わりに受け取りをしてくれた方だったように思うから、
 全く会った事が無い訳では無かったけど、話もしなかったんで、忘れてた。
 元の担当者は、今更気まずくて私に連絡出来ず、代わりを頼んだんだろう。)
いきなりな発行依頼だったんで、穴埋めなんだろうな、としか思わなかったけど、
蓋を開けてみれば、コミックスのシリーズ形態を新しくして売り出しを図って、
宣伝用の帯まで付いていた。
帯だって、安くない経費がかかるからね、
それなりに見込みのある本にしか付けないんだよ。
つまり、出版社としては、そこそこの経済効果は見込んでたって事。
他の方の作品が山のようにあるんだから、ラインナップはいかようにも組めた筈で、
その第1弾にどのマンガ家の作品を入れるかは、編集部が決めた事。
スミマセン、自画自賛的で。


とにかく、問題は、コミュニケーション不足。

編集者がマンガ家と打ち合わせも何もせずに本を作っていってたら、
もはや編集者ではなく、製版仲介人。
そして、ネット時代が更に進んで行けば、仲介人は省かれていく。
実際、中抜きは進んでるからね。
作品作りに関わらない編集者になってしまったら、
それは、仕事の本質を危うくし、編集者の首も危うくなる。
投稿者の方は、私個人を批判しているつもりでいて、
実際は編集者も批判している事に繋がっているのだと気づいておられない。
編集者はいなくても本は出来る、って言ってるも同然。

「昭和の考え方」だ何だと批判されようと、
大切な事は昔も今も変わらずあり続ける。
信頼関係の構築には時間と熱量が必要。



どうも、お騒がせしました。
整理して文章にする事で、モヤっとした嫌ぁ〜な気分が少し晴れて来ました。

明日の午後から、ボストンに向かいます。

出発前にスッキリ出来て良かった。


再々度、コメントをいただきました。
大変熱心な反応に、少なからず驚いています。


この記事だけでは、読んでも分かり辛いと思われます、
皆様ごめんなさい。


投稿者の方は、このブログについて、
「他罰的、憂さ晴らし」記事が他者に損害を与えているから、
それを気づかせたかった、とのお話でした。

投稿者の方が言われるように、私は大御所でもなければ、
社会に対して大きな経済的価値がある訳でもないので、
他者を罰する事が出来る立場にはいません。
それどころか、作品やブログを発表する事で、常に罰せられる危うい立場にいます。
それでも意見を言うのは、
人がそれぞれの立場から意見を発する事から、物事が動いていくからです。

不平不満は美しい話ではありません。
押し込められるなら、その方が良いでしょう。
ただ、全てが押し込められて良いものばかりとは思えません。
押し込める事で、自分を傷つけ、むしろ他者を傷つける事さえある。
耳障りの良い言葉だけが蔓延する世の中はいびつです。


ブログの内容に関して、ご批判をいただくのは歓迎します。
ただ、今回の投稿者の方は、作為的な投稿者名を次々使用するなどして、
投稿の前提に、悪意が感じられたので、削除しました。
そういう投稿の仕方しか出来ない方がおられるのはとても残念な事です。
伝えたい重要なメッセージがあったとしても、相手には伝わりません。
この方は、ブログ記事が「他罰的だ」と言いながら、ただ私を罰したかったのです。

論理矛盾しているので、何の為かは計り兼ねます。
ネット民は自身の知性に自負があるので、
愚かな者をピンポイントで戒めたかったのでしょう。

貶めつつ、相手に固執する。
私は「嫌だな。」と思う事があったら、なるべく早く忘れたいから、
そこから離れるように努めるので、
こうした関わり方を好まれる方の真意を理解するのは難しい。



気分を緩めます。

マンガの仕事って、マジお金にならなくて厳しいんだよね。
消えてく人が山のようにいるのがその証。
不平不満には私の立場なりの根拠がある。
今回の投稿者の方、私の仕事や日常の何を知ってるの?
記事の批判にしたって、部分的な粗探しだけで攻撃されても、意味無いよ。
せめて、全体像を見てよ。

時には憂さ晴らしだってしなきゃさ。
嫌な事があった時、抱え込みっぱなしは一番危ない。
書くだけ書いて、整理して、気持ちも整理する。
だったら公開しなくても良いだろって面もあるけど、
公開のブログだから、幾らかの客観視が出来る。

ううっ、
大体、そんなに私の記事が嫌なら、毎回わざわざ開いて読まなきゃ良いじゃんね。
何が読みたいの?
別のどなたかの、読みたいブログだけ読めば良いよ。

ホント、たかがマンガ家の個人日記だし、
原稿と違って、完全に無料でやってる事なんで(収入となる広告はつけてないよ。)、
必死で何かを求められても困るよ。
もし、何かを求めて来るんだったら、ちゃんと対応するけど、
その代わり、こちらに対しての通常の礼節はあっても良いでしょ。

どこのブログでも、こういう面倒があるのかな。
卑怯なやり口だとは思うけど、まだ全くユルい方なんだろうね。

礼儀だと思って、投稿にはきちんと返信してきたけど、
喜んで更に攻撃してくるタイプには、何も反応しないのが良いんだろうな。
結局そういう事になる。


皆様、

拙いブログにおつき合いいただき、ありがとうございます。

作品への応援の言葉に、いつも励まされています。


応援や褒め言葉だけに浮かれるものでもなく、
お叱りのご意見も有難く受け止めていますが、
拝読する中、悪意があると思われるコメントは削除させていただきました。



片隅で細々と続けているブログを読んで下さっているからには、
大変熱心な読者のお一人なのだろうと思うのですが、
マンガ作品を楽しんでいただく為の入り口の一つとしてあるブログで、
残念ながら、悪意を吐き出す事に熱心になられているようです。

匿名性の高いネットで、そういう事を好んでされる方が多いのは知っていますが、
誰にとっても何のプラスにもならない。
まず、ご本人にとって、人生の無駄遣いでしかありません。
マンガや、ブログを読むのが大変お好きなのでしたら、
是非ご自身にとって有益な作品、ブログを読んで下さい。
ご自身で作家として立って、何かを発信されるのも良いと思います。


人生は有限です。
明るい方向を見て、意義のある時間の使い方をしましょう。