朝日新聞の記事から。
ネパールの大地震や安倍総理の訪米、英国キャサリン妃の出産間近、等々、
大きな事件が相次いでいるので、新聞記事以外には話題にならなかった。
小説をドラマ化する為の許諾契約を原作者が解除し、制作中止になった為、
NHKが訴えを起こした、というもの。
この場合、訴えられたのは原作者ではなくて、
原作者から著作権の管理委託を受けていた講談社なんだって。
作家辻村深月氏の小説をNHKがドラマ化しようとしたところ、
脚本での改変内容に辻村氏が納得出来ず、講談社が制作中止を申し入れた。
原作と脚本の両方を読んでみない事には、
中止する程の事だったのかどうか、一般の立場では何も言えないけど、
原作者がダメと言うならダメで仕方無い。
記事を読む限りでは、辻村氏から複数回修正の要請があったけど、
NHK側が受け入れなかったらしい。
文章と映像は別物の表現媒体なので、
小説をドラマにする場合、脚本でかなり変更するのは十分あり得る、と言うか、
そうしないとTVドラマとして成立しない場合もある。
そこはなんとか擦り合わせるしかない。
でも、今回の場合はストーリーそのものの大幅変更なようで、
何でそうなっちゃったのかなぁ?
小説の展開に疑問があるんだったら、最初から企画しなければ良いのに。
制作側の意図は短い記事からだけでは分からない。
(続く。)
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