忍者ブログ
マンガ家Mの日常
英国のミニシリーズドラマ。
実際の出来事から作られた作品らしいです。


1930年、ジョージは今尚第1次世界大戦のPTSDに苦しんでいた。
弟は戦死。
小さな雑貨店を営む両親の下で、妻と二人の娘と一緒に暮らしていたが、
PTSDの為に思うような仕事に就けず、両親の世話になっていた。
ある日、港で引き取り手のない猿やオウムに遭遇する。
情にほだされてつい引き取るが、動物に次第に心を癒されていく。
調子に乗って、サーカスの老いぼれラクダまで引き取ってしまう。

義理の弟に勧められて退役軍人の集いに参加するが、
途中、古びた屋敷を見かける。
ジョージは家族を説得し、銀行に借金して競売で屋敷を手に入れ、
一家で越して来て、その屋敷と土地で動物園を作る計画を立てる。

何でまぁ、こういう発想になるんだか、
時代性なのかな。

実はその屋敷は、町の牧師の、亡くなった妻の実家だった。
牧師はジョージに密かな反発を覚える。
おまけに、教会でオルガンを弾いていたジョージの妻に亡き妻の面影を感じ、
益々ジョージに反感を募らせる。
牧師は裏で動いて、ジョージの動物園の計画を潰そうとする。
牧師に気に入られたい雑貨屋の女主人も加担する。

そこから、開業出来るかどうかのすったもんだが始まる。

最後は何とか議会を説得して開業許可を取り付け、めでたしめでたし。


ジョージって男は特に動物の知識があった訳でも何でも無い。
完全など素人なのに、何で動物園を作ろうってマジで考えたんだろうかね。
PTSDで苦しんで来たから、自分へのショック療法みたいな、
大胆な計画に向かってみる必要があったのかな。
多分時代が時代なんで、法律もかなり緩かったから可能だったってのもあるだろう。
今だったら、動物飼育の免許とか、色々必要だろう。

一見アホな夢でも、遮二無二向かって行けば何とかなる?
家族は気が気じゃなかっただろうけど。

ジョージの次女が6、7歳くらいなんだけど、
声の吹き替えをあの芦田愛菜ちゃんがやっている。
ベテランの声優さん達とは差はあるものの、さすがに上手い。
ツボを心得てる。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック