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マンガ家Mの日常
先日の暴風夜会談でも少し話題に上った。
アシスタントさんへのお給料をどうすべきか。

もう長い事世の中が不況で、物価も平均給与も殆ど変わらないか、
むしろ下がっているくらいで、
出版不況でマンガの原稿料は目に見える形で下げられているので、
アシスタント料についても見直しを考えるマンガ家さんもおられるようで。
そりゃー、かつてのバブル期とは違うもんねぇ。

ウチは元々アシさんをあまり沢山入れてないので、
今のところ金額をどうこうする予定は無いです。
でも、何故かこの頃最初から
「私、仕上げのみです。」と言って来るアシさんもいたりして、
先々の進歩が期待出来ないなら、そういうタイプの方に対しては
お給料を低めに設定しなくてはならんだろう。
でないと、神経すり減らして勉強して難しい背景に取り組んでいるアシさんに
申し訳が立たん。
アシスタントは技術職なので、技量に応じて給料が決まるものだろう。
査定は難しいけど。

アシスタント料については、自分の経験や他のマンガ家さんの話、
あと、ファストフードとかの一般的なアルバイト料を参考にして考えてる。
技術職として評価されるべき部分もあれば、
世間のキツイ立ち仕事に比べてやや楽な部分もあったりするので、評価は難しい。
はっきりした基準があれば、その通りにお支払いするんですが。
その方が精神的に楽だからね。

まぁ、でも、私がアシスタントやってた頃に比べると
全体的に、お給料も待遇も遥かに、遥かに、改善されている。
今のアシスタントさん達にも色々言い分はあるだろうけど、
この事だけはわかってもらいたい。

別の機会にまた書きます。



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