「別冊花とゆめ」に続いて、
集英社の女性誌「月刊YOU」の廃刊を知らせる記事が新聞に載った。
名前の通った雑誌が相次いで廃刊になると、流石に淋しい。
いずれもデジタルで連載等を継続して行くとの事。
背景には、デジタル化と読者のコミックス志向があるそうで、
雑誌離れが進んだけど、マンガ自体の需要はあるらしい。
それならまだ救われるのかなぁ、とは思うけど、
雑誌掲載に慣れた作家は仕事の状況の転換を図らなければならなくなる。
それは結構難しい。
雑誌掲載からコミックス化の流れがあって仕事が成立して来た。
デジタルになっても、編集部からの締め切り設定があれば、
さしたる違いは無いのかもしれない。
ただし、雑誌で見るのとは画面の印象が違ってしまうし、
デジタルの画面で映える描き方が求められるようになるだろうし、
デジタル先行で発表された作品は、例えそれなりにヒットしたとしても、
コミックス化はされ難くなるだろう。
既に、出版社や編集者を不要とする「中落ち」が進行しつつある。
出版社の顔色を伺いながらのマンガ制作から解放されるという利点は大きい。
一方、商業誌をベースにして育つプロの形は育ち難くなる。
メジャー志向の作品が減って、
書き手の個性が重要視される傾向になるかもしれない。
それはそれで、面白い作品が生まれる可能性を広げる。
しかしながら、やはり、市場が小さくなりかねない懸念も見過ごせない。
ネット社会が広がったとしても、その中でのマンガの流通はまだ黎明期にある。
流通が整うまで、どれくらいの年月を要するのだろう。
集英社の女性誌「月刊YOU」の廃刊を知らせる記事が新聞に載った。
名前の通った雑誌が相次いで廃刊になると、流石に淋しい。
いずれもデジタルで連載等を継続して行くとの事。
背景には、デジタル化と読者のコミックス志向があるそうで、
雑誌離れが進んだけど、マンガ自体の需要はあるらしい。
それならまだ救われるのかなぁ、とは思うけど、
雑誌掲載に慣れた作家は仕事の状況の転換を図らなければならなくなる。
それは結構難しい。
雑誌掲載からコミックス化の流れがあって仕事が成立して来た。
デジタルになっても、編集部からの締め切り設定があれば、
さしたる違いは無いのかもしれない。
ただし、雑誌で見るのとは画面の印象が違ってしまうし、
デジタルの画面で映える描き方が求められるようになるだろうし、
デジタル先行で発表された作品は、例えそれなりにヒットしたとしても、
コミックス化はされ難くなるだろう。
既に、出版社や編集者を不要とする「中落ち」が進行しつつある。
出版社の顔色を伺いながらのマンガ制作から解放されるという利点は大きい。
一方、商業誌をベースにして育つプロの形は育ち難くなる。
メジャー志向の作品が減って、
書き手の個性が重要視される傾向になるかもしれない。
それはそれで、面白い作品が生まれる可能性を広げる。
しかしながら、やはり、市場が小さくなりかねない懸念も見過ごせない。
ネット社会が広がったとしても、その中でのマンガの流通はまだ黎明期にある。
流通が整うまで、どれくらいの年月を要するのだろう。
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