忍者ブログ
マンガ家Mの日常
大学時代、少しだけ部活でバレーボールをやってた。
部活って言っても、何せ美大なんでもとより学生数が少ないし、
音楽学部の学生は突き指出来ないんで、バレーボールなんてやらない。
人数揃えるのが厳しくて、練習は男女一緒でやっとだった。

簡単な試合形式の練習をやってた時、ミスって一瞬落ち込んでると、
男子の先輩から「余韻に浸ってる。」と指摘された。
自分としてはミスを反省してるつもりだったんだけど、
確かに余韻に浸ってる面もあったのかもしれない。

試合が終わってから反省するのは良いけれど、
試合中はプレーが続いているのだから、反省なんかしてる暇はない。
すぐに気持ちを切り替えて、次のプレーに集中する、
そう、松岡修造がいつも言ってる通り。

以前サッカーの審判の資格(プロレベルじゃなくてね、子供を指導出来るくらい。)
を持っている友人がいたので、
サッカー選手がゴールを決めた後、何で無駄走りするのか聞いてみた。
ほら、やたら走り回るでしょ、
そんな事したら疲れて後のプレーに差し障るのに。
それに、そんな事で時間取ってないで、サッサと次のプレーに行かなきゃ。
正確な事は覚えてないけど、その無駄走りは、
祝いの踊りに通じるものだとか、そんな感じだった。
でも、やっぱり無駄だと思う。

と言うか、あの時間帯が問題。
余韻に浸ってる、ゴールした方もされた方も。

その辺が日本人のメンタリティにはマイナスに働いているような気がする。
サッサと切り替えれば良いものを、じっくり余韻に浸る時間があるもんだから
引きずって、その後のプレーに影響してしまってるんじゃなかろうか。
これって、サッカーの特徴。

野球もわりかしプレー間の時間がある競技だけど、
その時間は、余韻に浸るんじゃなく、次のプレーへの検討に使われてる。
ましてや、テニスやバスケットボールなんかになると、
1回1回点を取られる毎に余韻に浸ってる時間なんか無い。

ゴールした後、もしくはされた後、
例えば、わぁーっと思いっきり叫んで憂さ晴らしとかするのは良い。
そうやってサッサと前の事は忘れて切り替える。
前回も書いた通り、サッカー関係者って「ドーハの悲劇」とか言って
いつまでもグジグジ引きずってるようなメンタリティだから
W杯のような大きな大会で攻めきれない弱さが出るんじゃないかな。
「悲劇」って何なのさ、ただ体力不足で試合に負けただけの事でしょ。
そんな事言ってるの、サッカー関係者だけだよ。
他の競技じゃ聞いた事無い。

加えて、サッカー選手って、なんかシリアスぶってカッコ付け過ぎ。
傍で見てるとしらけるだけなのにね。
イケメンだとか言われてシリアスぶってるからネガティブになる。
そこから改善していかなきゃだろうね。

まず、本田圭佑から、あんなキザっちいファッションはやめる。

ああ、その前に中田英寿がまだいたかぁ...。

どうにもならんな。



PR

深夜、眠気を押してウルグアイーイングランド戦を見る。
その後の早朝の日本の試合はパス。
カバーニの方がカッコいいから。
27歳だそうで、まだ次のW杯もあるけど、
あの美しい身体は今のウチ。

体力勝負の大会と見たウルグアイは、年長のフォルランをベンチに下げて、
故障上がりだけど動きの良いスアレスをFWに。
これが見事に功を奏した。
カバーニからのパスをスアレスが受けて、ゴールを決めて、勝利。
決勝トーナメントに望みを繋いだ。
カバーニは、見てるとそんなに必死でゴールを決めようとしてる風でもないけど、
気がつくと守備のラインまで来ていて、守備に参加してるし、
決めるべきパスをこうしてちゃんと決めてる。
見た目のカッコ良さに対して、プレーは堅実。

一方、日本は、退場者が出てひとり足りないギリシャ相手にスコアレスドロー。
ランキングから言えばそんなもんなんだけど、ちょっと情けない。
その後のTVのニュースショーなんかでは皆して必死にフォローするけど、
なんか痛々しい。
ハッキリ「情けない、ダメじゃん。」って言った方が良いよ。
甘やかしちゃいかんでしょ。
情けをかけられてるのも、哀れまれているようでカッコ悪いしね。
TVは情報番組なんだから、真実を報道しなきゃダメでしょ。

個人個人は優れていても、チームとなると
全体の身体の小ささが目について、体力負けしてるみたい。
走りとか、持久力とかじゃなくて、単純にガタイで押されてしまう。

あと、もしかすると、サッカーって、
日本人のメンタリティにそぐわない競技なのかもね、今のところ。
何となくそんな気がする。
サッカーに限った事では無いかもしれないけど、
一瞬の爆発力みたいなものが足りないような。

「ドーハの悲劇」だなんだって事を延々ウジウジ言い続けてるようじゃね。

ブラジルの気候が厳しいせいか、
今大会はガタイの良さと若さが鍵かな。

スペインーオランダ戦では、
司令塔シャビ、イニエスタの活躍を、オランダがガタイで押さえ込んだ。
オランダはサッカーとK-1の違いを分かって無いようで、
とにかく身体でぶつかって来る。
身体の小さいスペイン選手はそれで体力消耗させられちゃったみたい。
シャビも年齢による衰えもあっただろうし。

年齢って言う点では、どのチームも同じ。
イングランドだって、ジェラードにいつまでも頼り切りではね。

W杯はオリンピックと同じで開催が4年ごとだから、
選手にとって、チャンスはせいぜい2〜3回。
前大会で活躍した選手が、次の大会では衰えを隠せない。
まぁ、皆クラブチームでお金稼いで、
でも、それでは国の皆からは嫌みな成金セレブに見られるだけだから、
W杯で国の為に活躍して、名誉を得たい。

オランダの記憶があったんで、
ドイツーポルトガル戦も当たりの厳しい試合になるかと思ったら、
そうでも無くて、やっぱオランダだけの事だった。
ドイツは世代交代が上手く進んでいて、中心選手が若い。
前大会で彗星のごとく現れたエジルなんて、まだ25歳。
前線で賢いパスを出す。
ドイツは長身選手だけでなく、背の低い選手もガッチリしてるから押し負け無い。
ブラジルの試合を見てないんで何とも言えないけど、
ドイツが優勝候補だと思う。
御家殺しのレーウ監督も健在。

なんかね、サッカーって、
いつも言われる事なんだろうけど、
選手同士がぶつかった時の大袈裟な倒れ方、痛がり様、
演技がクドくてしょうもない。
相手選手を止めるのにユニフォームを掴むとか、色々やり口がせこい。
笑って見てれば良いか。

全国大騒ぎ。

日本は初戦のコートジボワール戦、逆転負け。
TVでチョロっと見てるだけだけど、体格差が出たんじゃないかな。
スペインーオランダ戦も、技術のスペインをオランダが体格で圧倒してた。

日本選手って、やっぱ細っこい。
そう言う人種なんで、しょうが無い部分もあるんだけど、
子供の頃からもっと食べて、身体大きくしなきゃだね。
食の思想の問題。
選手自身だけじゃなくて、女性もあんまり細っこいと
丈夫で大きな子供は育たない。
得てして有名スポーツ選手って、細っこいモデルみたいな女性と結婚したがるから
2世選手は育たない。
皆で杉本美香(最近引退した柔道選手)争奪戦をすべきだね。

個人的には、注目はウルグアイのカバーニ。カッコイイ!
カバーニは得点したけど、試合は負けちゃった。
上手くいかんもんだね。

実を言えば、試合の中継には付き合ってられないんで、
得点時間をチェックして、再放送でそこんとこだけ気をつけて見てる。


予想通り(と言うか、テニスファンなら誰でも考えた通り)
ナダル、ジョコビッチの1、2対決。

これから仕事中断して、決勝戦の中継を見ます。

どうせ、気になって原稿が手に付かないからね。