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マンガ家Mの日常
サーブがイマイチ。

左足を壁にして、右足を引きつけて、ためを作りつつボールトス、
ラケットは力を抜いて振り上げて肩に担ぎ、
トスした左手でボールとの距離を測り、擦り上げるようにボールの側面を叩く。
スライスサーブの要領なんだけど、
全身でそれぞれやる事が多過ぎて、体の動きがまとまらない。

フラットで打つだけの方が確率はいいんだけど、
それだとボールに回転がかからないから、軌道が落ちなくてアウトし易くなる。

TVで試合を見る時、選手のストロークやフットワークに目をこらす。
超一流選手の真似をしても同じようには出来っこない、というのはあるけれど、
超一流選手こそ、最も基本に忠実にプレーしているので、大いに参考にすべし。

サーブのフォームをよく見たい。
でも、TVでは参考にしづらい。

サーブのモーションに入る直前は選手の動きの範囲が小さいので、
TVカメラは選手の顔を紹介すべく上半身を捉えたがる。
その状態からボールトスして、ラケットを振り上げる瞬間に
画面がコート全体に切り替わる。
サーブのフォームが途中で分断されてしまう。

中継の手法としては正しいんだろうけど、
それは観客目線であって、プレイヤー目線ではないのが困ったところ。





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スポーツの試合において、審判は絶対とされて来たけど、
トラブル回避の為、近年はビデオ判定が多く導入されるようになった。

昨晩のテニス、パリ大会決勝、シード1、2の対決だったにもかかわらず、
ジョコビッチがマレーを圧倒した。
強い、強過ぎる!!!

今年のジョコビッチの強さは獲得ポイント数を見ると明らかで、
ランキング2位3位のマレーやフェデラーを2倍近い大差で引き離している。
ランキング8位になるであろう錦織君に対しては、4倍近い差。
徹底したフィジカルトレーニングと、メンタルの強さの賜物。

この日の試合でも、ライン上の際どいジャッジが何回かあり、
選手がチャレンジ・システムでビデオ判定を要求する場面が何度かあった。
時速200kmで飛んで来る小さいボールが、線をかすったかどうか?
そんなの肉眼では見分けようがないけど、
選手にとっては人生の一大事だから、真剣になる。

このシステムが30年前に存在したら、
ジャッジをめぐって毎回激しく審判に噛み付いていた悪童マッケンローの戦績は
少し違っていたかもしれない、と思うと興味深い。

全仏オープンではサーフェスがクレーで、ボールの跡が付くから、
今のところチャレンジ・システムは必要無いとされている。

コートにボールの跡が付くとして、
より強い力で打たれたボールは大きく潰れて、その分接地面積も広くなる。
中心軸がラインアウトしていても、潰れた端がラインをかすめていれば
インと判定される。

チャレンジ・システムの場合はどうなっているんだろう?
ボール本体が実際にラインにかすっているかどうかではなくて、
モニターでCGを見る限り、接地したボールの外輪がライン上にあれば、
インの判定になっているような気がする。
それはクレーだとアウトと判定されるかもしれない。

結局、ビデオ判定も正確とは言い難いのかもね。



先日コーチから、世田谷公園のコートが取れたとの連絡をいただき、
試しに行ってみる事にしました。
遠方のコートの場合、コーチが近所まで車で送り迎えしてくれます。

いつもは月初めにコートの予約の受付があって、
その中から都合の良い日時を選びます。
レッスンの間が空くと、やっぱりちょっと下手になっちゃうけど、
予算の都合もあるので、そんなに沢山は取れない。
なので、こういう予定外の連絡には悩むのですが、
たまには違う環境でレッスンしてみるのも良いかな、と。
予算の振り分けで、今年いっぱいはもうヘアカットには行けない...。

さすが世田谷、緑に囲まれた大きな公園で、
野球場等のスポーツ施設も広くて整備が行き届いている。

テニスコートは元はハードだった所にラバーを貼って仕上げてあるそうで、
表面上はいつものコートと似ているけど、硬さが違う。
やや硬めで、ボールがよく弾む。
バウンドしてからのボールの軌道が安定していて、思っていたより打ち易い。
4面横並びのコートで、間に柵やネットが無いのが心配だったけど、
綺麗に返球する事が出来て、
お隣のコートにボールが転がっていくような事も最小限で済みました。

いつもの所よりコート使用料はお高いけど、1回だけならまぁ何とかなる範囲かな。

東京都心にもこういう場所があるのねぇ。
さすが世田谷。

今年もフィギュアスケートのシーズンが始まりました。
楽しみだね。

初戦のアメリカ大会、
日本期待の宮原知子と宇野昌磨がそれぞれ表彰台に上がるも、1位は逃した。
この二人はいつまでもはにかみやさんな雰囲気が垢抜け無くて、
可愛くて、応援したくなるね。
でも、オリンピックの表彰台を獲るには、もう一段上の武器が必要。

ソチ五輪で注目されたロシアのリプニツカヤ、
17歳になって、いきなり背が伸びた。
ジャンプのバランスが崩れて、本人が一番戸惑っている時期だろう。
ショートの衣装ではすごく太って見えたけど、
フリーの衣装で見ると、まだそうでもないのかな。
何れにしても、今後暫くはバランスの調整と体重管理に悩みそう。
15歳がピークだったと言われかねない。

閻涵は伸びやかさが足りず、あまり調子が上がっていないように見えた。
プログラムにも前シーズンからの進化が感じられない。
コーチ陣を大幅に替えた方が良いと思う。
何か方向性が間違ってるような気がする。
そして、相変わらず名前の漢字変換に苦労させられる。

ジェイソン・ブラウンはいつもながら踊りがうっとりするほど綺麗。
男性にしては珍しく股関節が柔らかくて、足の伸びが美しい。
優美な振り付けを十二分に踊りきっている。
ただ、ジャンプが得意ではないので、点数は伸び悩む。

32歳のメンショフや15歳のメドベデワを見ると、ロシアの幅の広さを感じる。
ロシアで発展したクラシックバレエは、やはり
ロシア人の体型を美しく見せるように作られているんだな。

日本女子は真央ちゃん頼み。
でも、やっぱり早く見たいね。


昨日レッスンに行ったら、コーチが困った表情で話をされた。
早朝、コートに着いてボールバッグとラケットを車から降ろし、コート脇に置いて
車を駐車しに行って帰って来たら、ラケットが盗まれていたそうな。

コートがある地域は比較的裕福でのんびりした住民が多いところなので、
この地域に盗みを働くような人がいるのか、とショックを受けておられた。

普段コーチが使っているラケットは、フェースがあまり大きくなく、
フレームに傷も多い年代物だったし、素人には分からないが、
今ではもう生産されていなモデルで、かなり高価な優れ物らしい。
桐の箱に入って売られてるくらいなんだって。
おそらく、価値を知っているマニアが盗んで、転売するつもりなのだろう。
あらかじめ目をつけていて、
コートが開く直前でまだ人が多くない僅かな時間帯を狙って盗んだのか。

荷物を置いてその場から離れる方が悪いと言われればそれまでなのだけど。
ボールはともかく、ラケットは携えていた方が良いという事になる。



このブログを読んでいるとは思われないけど、
持ち去った方、こっそりとで良いので、コーチに返してあげて下さい。