忍者ブログ
マンガ家Mの日常
大坂なおみちゃんの記者会見拒否問題について、
しっかり書きたいけど、今日はちょっと時間切れ。
ザックリ書く。

記者会見拒否からの罰金からの、大会棄権からのウツ告白で、
流石に皆、ウツの人を責めるのはまずいってなって、
一気に擁護論が主流になった。
それもちょっと違うなぁと思う。

彼女の年収60億円だよ。

それなりのプレッシャーは受け止めなきゃ。

記者が選手の太鼓持ちになったらおしまいだし。
PR

東京五輪開催まで2ヶ月を切った、今日この頃。

国民の80%が、中止か延期を求めてるって、ホント?

私は五輪観たいんだけどなぁ。

万全の態勢でないのはやむを得ない事で、
一部の(余裕のある)トップアスリートは参加しないかもしれない。
でも、大勢のアスリートが五輪を目指して、日々必死の努力を重ねていて、
今回が最初で最後のチャンスとして、人生を賭けてる選手も少なくない。
必ず、素晴らしい試合が観られる。
選手を信じる。

東京五輪開催までおよそ2ヶ月となって、
コロナ収束の目処が見えず、中止を求める声まで上がっている。

個人的、素人の意見としては、
他のプロスポーツが何とかやっているのだから、
五輪も、無観客でやれば大丈夫なように思える。
ワクチンとか、医療態勢とか、色々言われているけど、
五輪の選手って、ある意味世界平和の象徴でもあるし、
優れたパフォーマンスで世界中の人達を感動させるべく、
幼い頃から必死でトレーニングを積んで来たのだから、
多少の便宜は図ってあげても良いのではないかしら。


選手も、立場はそれぞれだろうけど、意見を言うのが難しい。

水泳の池江璃花子選手は、大病を克服してやっと復帰し始めたところなのに、
その池江選手に「中止を求めるよう言って。」と要望する声があるなんて、
何だか、スポーツ選手に何もかもを求め過ぎる。
「決める立場ではなくて、自分の出来る事をするだけ。」とした回答は、
若さに似合わず慎重で、落ち着いている。

テニスの錦織君は、東京五輪について、
「死人が出てまでも行われる事ではない。」と言って、
じわじわとバッシングを浴びている。
発言の仕方も上手くなかったようだし、
現在、日本よりも被害の大きかった欧州を転戦中だし、
テニスは五輪が頂点の大会ではないという事もあり、
五輪やらなくても...、というのが、他のスポーツの選手から反感を買うのは、
理解出来なくもないけれど。
だからって、いちいちバッシングしなくてもね。
もう、誰も何も言えなくなってしまう。
(追記/実際はインタビュールームで錦織君はかなり長く話していて、
 記事で読む限り、落ち着いた内容。
 「死人が出てまでも」の表現がやや強烈で、
 報道ではそこだけが強調して取り上げられてしまった感が否めない。)

五輪ではないけれど、
BLM問題の時に、大坂なおみ選手が意思表明したのが世界的に評価され、
ローレウス・スポーツ賞2021年間最優秀選手賞、日本人初受賞に繋がった。

それぞれが、意見を言い易いようになるのが大事だと思う。

コロナで巣篭もり状態で、皆、楽しみに植えている。
せめて、TVで五輪を見たい。
人生後半に入ると、マジで、後何回五輪を見られるのかなってのもあるし...。

前日のショートに続き、羽生君はネイサン・チェンの後塵を拝した。
4回転サルコウが不発に終わり、その失敗が響いて、
ネイサンに10点程の差を付けられて、2位で今シーズンを締めくくる形となった。

ネイサンも細かいミスはあり、パーフェクトではなかったが、
完成度の高さは軍を抜いており、最後まで崩れなかった。
織田和成の解説でも語られた通り、
ジャンプ主体のネイサンの演技では、感情表現が乏しく、
全てのジャンプを跳び終えた最終盤のシークエンスで急激に変化する感情表現を、
前半でも、もう少し組み込めていたら、深みのある演技になっただろう。

羽生君の4回転サルコウのミスの原因については、
今朝ネットニュースでインタビューを読んで驚いた。
よくあるミスなどではなかった。

公式練習の時間中に4回転サルコウを跳んだ時、エッジで氷が削れる。
その時削れて出来た穴に、本番でハマってしまったそうだ。
あの広いスケートリンクで、スピードに乗って演技をしながら、
全く同じ場所でジャンプのタイミングを取っている。
常人には考えもつかない神業故のミスだった。
ただのミス、体調不良等ではなかった事にまず安心し、
その4回転サルコウの得点があれば、フリーで首位を獲れていたかもしれない。
勿論、「かも」等と言うのは首位のネイサンに失礼な話なのだけど。

ショート、フリーと共に2位に終わって、気持ちが揺らいでしまったのは、
全く持って私の無知故としか言いようがない。
反省して、また羽生君を信じる。

今シーズンの国際大会最終戦。
国別のチーム戦だけど、当然各選手の順位が気になる。

男子フリー。
羽生君、トリプルアクセルでややバランスを崩し、
十分な出来栄え点が入らなかった為に、2位発進となった。
首位はネイサン・チェン。
いつもながら、全てのジャンプをバランス良く決めた。
来年の冬季五輪まで、この2人のライバル関係が続く。

ネイサン・チェンがパーフェクトな演技をしたら、
総得点で羽生君は追いつけないかもしれない。
それもあって、4回転アクセルに果敢にチャレンジしている。

ただ、今回の点数についての解説によると、
ネイサンのジャンプも必ずしも完璧というわけでも無く、
ジャンプそのものは問題なくても、羽生君程の加点が付いていない。
成る程。

また、一観客の目線から言えば、
演技としての芸術性は羽生君の方が確実に上回っている。
ネイサンは相変わらずのシンプルな衣装もあるんだけど、
歴代のチャンピオン達と比較して、
演技から感じられる物語性がいま少し不足している。

ジャンプの技術の発展によって、技術点が上がっている中、
芸術性にももっと着目して、演技構成点の配点を上げるべき時が来たように思う。
特に男子では、ジェイソン・ブラウンやエイモス選手の芸術性は、
4回転ジャンプを数多く跳ぶ若い選手達と比べるまでも無く、群を抜いていた。
女子についても同様で、芸術性の面で、やや物足りなさを感じる。
現在トップを走るロシアのシェルバコワでさえ、
上半身の表現がやや単調で、艶が不足している。