五輪後も、話題に事欠かない大坂。
帰国の途に向かう空港で、派手なジャケットが注目を浴びた。
勿論、マスコミ的には内気云々へのツッコミ。
それはともかく、
グランドスラムに続くランクの1000シリーズの
モントリオール大会棄権を発表。
五輪の直前の大会も棄権しているから、全仏後、僅かしか試合をしていない。
現在、コロナ禍の特別ルールによるランキングになっているけど、
普通だったら、もうかなりランキングを下げてしまっている状態。
ところが、
NYで開催されるファッションショーのMETガラでは、
ファッションセレブリティとして、他の芸能人と共に司会を務めると言う。
テニスにおける選手寿命も決して長くは無いので、
セカンドキャリアを準備しておく事は大事。
大坂が自身のブランドを持っていても、大方の仕事は専門のスタッフが行うので、
テニスの練習に影響する程にはならない。
とは言え、
こうした情報を目にすると、
テニスに対する大坂の情熱の薄れを感じざるを得ない。
どういう選択をしたところで、それは彼女自身の人生。
ただし、
自身のメンタルの問題を、周囲のせいにするのは、
大坂を目標としている子供達のお手本にはならない。
今月末には全米オープンが始まる。
大坂の、どのような決意が見られるだろうか。
(このテーマ、完了。)
帰国の途に向かう空港で、派手なジャケットが注目を浴びた。
勿論、マスコミ的には内気云々へのツッコミ。
それはともかく、
グランドスラムに続くランクの1000シリーズの
モントリオール大会棄権を発表。
五輪の直前の大会も棄権しているから、全仏後、僅かしか試合をしていない。
現在、コロナ禍の特別ルールによるランキングになっているけど、
普通だったら、もうかなりランキングを下げてしまっている状態。
ところが、
NYで開催されるファッションショーのMETガラでは、
ファッションセレブリティとして、他の芸能人と共に司会を務めると言う。
テニスにおける選手寿命も決して長くは無いので、
セカンドキャリアを準備しておく事は大事。
大坂が自身のブランドを持っていても、大方の仕事は専門のスタッフが行うので、
テニスの練習に影響する程にはならない。
とは言え、
こうした情報を目にすると、
テニスに対する大坂の情熱の薄れを感じざるを得ない。
どういう選択をしたところで、それは彼女自身の人生。
ただし、
自身のメンタルの問題を、周囲のせいにするのは、
大坂を目標としている子供達のお手本にはならない。
今月末には全米オープンが始まる。
大坂の、どのような決意が見られるだろうか。
(このテーマ、完了。)
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メンタルの悩みは人それぞれだけど、
スポーツ選手を含め、職業においては、
期待されているレベルの結果を出せるかどうかが主になる。
他者からの期待と、自分自身の期待。
それらがプレッシャーになって、メンタルの不調をきたすと言うなら、
どこかで折り合いをつけるしかない。
低レベルの結果もまた、自身のメンタルを傷つけるので、
それもまた、どこかで折り合いをつけるしかない。
「テニス選手である前に」と語る大坂の言葉は大事だが、
一般のファンにとっては、テニス選手としての大坂としか関わりようが無い。
詳細を語らない記者会見拒否の問題に、どう関わる事が出来るのか。
大坂はテニスファンに何を「期待」しているのか?
それはテニスファンとしてストレスを感じる。
バインコーチはどう感じていただろうか。
大坂がバインに対して急に不機嫌な態度を露わにし、その後解任した。
解任理由については公表されていないので何とも言えないが、
大坂の行為はバインの名声に傷を付けかねないものだった。
バインは間も無くラドバンスカのコーチに就任し、
今年のウィンブルドン準優勝に貢献し、コーチとしての高い能力を証明した。
大坂が不得手で、結果を残せていないウィンブルドン。
大坂がバインの何が不満だったのかは分からないが、
バインに対してと言うより、自分自身に対する何かがあったのではなかろうか。
メンタルの不安定さから、バインに対して憤りをぶつけたように、
全仏でも、記者会見に対して憤りをぶつけた。
多様性の象徴、グランドスラム4タイトルの女王に、
今は周囲が味方して賛同しているが、
大坂の行動はフェアだったとは思えない面が残る。
いずれまた騒動の火種になりかねないのを危惧してしまう。
現女王であっても、成績が下降し、元女王となり、
3度、4度と騒ぎを起こせば、マスコミも態度を反転させる。
その時が怖い。
(続く。)
スポーツ選手を含め、職業においては、
期待されているレベルの結果を出せるかどうかが主になる。
他者からの期待と、自分自身の期待。
それらがプレッシャーになって、メンタルの不調をきたすと言うなら、
どこかで折り合いをつけるしかない。
低レベルの結果もまた、自身のメンタルを傷つけるので、
それもまた、どこかで折り合いをつけるしかない。
「テニス選手である前に」と語る大坂の言葉は大事だが、
一般のファンにとっては、テニス選手としての大坂としか関わりようが無い。
詳細を語らない記者会見拒否の問題に、どう関わる事が出来るのか。
大坂はテニスファンに何を「期待」しているのか?
それはテニスファンとしてストレスを感じる。
バインコーチはどう感じていただろうか。
大坂がバインに対して急に不機嫌な態度を露わにし、その後解任した。
解任理由については公表されていないので何とも言えないが、
大坂の行為はバインの名声に傷を付けかねないものだった。
バインは間も無くラドバンスカのコーチに就任し、
今年のウィンブルドン準優勝に貢献し、コーチとしての高い能力を証明した。
大坂が不得手で、結果を残せていないウィンブルドン。
大坂がバインの何が不満だったのかは分からないが、
バインに対してと言うより、自分自身に対する何かがあったのではなかろうか。
メンタルの不安定さから、バインに対して憤りをぶつけたように、
全仏でも、記者会見に対して憤りをぶつけた。
多様性の象徴、グランドスラム4タイトルの女王に、
今は周囲が味方して賛同しているが、
大坂の行動はフェアだったとは思えない面が残る。
いずれまた騒動の火種になりかねないのを危惧してしまう。
現女王であっても、成績が下降し、元女王となり、
3度、4度と騒ぎを起こせば、マスコミも態度を反転させる。
その時が怖い。
(続く。)
色々続報が入る。
体操女子のバイルズ選手は、大会中に叔母さんが急逝されたとの事。
バイルズの叔母なら、まだ40代くらいの若さだろうか。
五輪で気が張り詰めている中、近しい親族の訃報が届けば、
動揺するのも無理は無い。
大坂に話を戻す。
アメリカ本国でのマスコミの反応も様々らしい。
私個人としては、テニスファンとして大坂の活躍を見ていたので、
それ以外は大坂のプライベートという捉え方になる。
テニス以外の事柄で大坂が不安定になって、プレーが不調になるのが問題。
大坂のBLMマスクは大きな反響を呼んだが、
個人的には必ずしもあの行動に全面的に賛成とは言いかねる。
チームと大会側に相談しての行動だったようなので、
大会規約には抵触しないのだろうが、
大会によっては、政治的メッセージを出すのを禁止している所もあるだろうし、
選手のスポンサーでも、契約上、対応が異なるだろう。
時間的な問題もあっただろうが、
大会の関係者や選手全体と足並みが揃わず、大坂だけが目立ってしまった。
黒人差別の問題に関しては、
もっとはっきりとアフリカ系のルーツを示す選手も他にいるが、
そうした選手達(例えばウィリアムズ姉妹やガウフ、キーズ等)が、
BLM運動への意志を示せば、大きな騒ぎに発展するだろうし、
誠意のある白人選手が行動したとしても、また反発を招く。
志があっても、BLMマスクのような行動を取るのは難しく、危険を伴う。
半分日本のルーツを持つ、大坂のバランスが上手く作用した。
少し話が逸れるが、
最近のネットニュース等で、
ウィリアムズ姉妹の前には目立った黒人選手はおらず、
まるで、テニス界で黒人差別反対を唱えたのが、
大坂が初めてであるかのような捉え方をしている記事も見かけたが、
それは、テニスの世界の流れを知らない記者の文章だと思う。
全米オープンの会場では、アーサー・アッシュの名前が冠されたコートがある。
黒人差別とAIDS患者への偏見に戦った偉大な存在に、常に敬意を示している。
女子では、ウィリアムズ姉妹の前に、ジナ・ガリソンといった名選手がいたし、
イボンヌ・グーラゴンのように、アボリジニのルーツを持つ選手もいた。
ただのファンに過ぎない素人の私でさえ、それくらいの知識はあるので、
専門の方が意見すれば、長い歴史が語られるだろう。
テニスでは世界各国の選手が同時に出場するので、非白人も大勢参加する。
逆に、南アフリカの白人選手ウェイン・フェレイラは、
当時の南アの黒人差別への制裁として、五輪には参加を許されなかった。
そうした歴史を語らずに、今のマスコミが大坂を唯一のヒーローのように
持ち上げて騒ぐのは、一見大坂を称賛しているように見えて、
余計なプレッシャーを大坂が背負わされる結果になってはいないだろうか。
大坂がどこまで考えていたかは測り難い。
ひどく穿った見方になるが、
大坂は有色人種向けのファッションブランドを立ち上げており、
意図ではなかったとしても、絶好の宣伝に繋がった。
大坂本人がどう考えたかはわからないが、
マネージメントは当然計算していただろう。
(続く。)
体操女子のバイルズ選手は、大会中に叔母さんが急逝されたとの事。
バイルズの叔母なら、まだ40代くらいの若さだろうか。
五輪で気が張り詰めている中、近しい親族の訃報が届けば、
動揺するのも無理は無い。
大坂に話を戻す。
アメリカ本国でのマスコミの反応も様々らしい。
私個人としては、テニスファンとして大坂の活躍を見ていたので、
それ以外は大坂のプライベートという捉え方になる。
テニス以外の事柄で大坂が不安定になって、プレーが不調になるのが問題。
大坂のBLMマスクは大きな反響を呼んだが、
個人的には必ずしもあの行動に全面的に賛成とは言いかねる。
チームと大会側に相談しての行動だったようなので、
大会規約には抵触しないのだろうが、
大会によっては、政治的メッセージを出すのを禁止している所もあるだろうし、
選手のスポンサーでも、契約上、対応が異なるだろう。
時間的な問題もあっただろうが、
大会の関係者や選手全体と足並みが揃わず、大坂だけが目立ってしまった。
黒人差別の問題に関しては、
もっとはっきりとアフリカ系のルーツを示す選手も他にいるが、
そうした選手達(例えばウィリアムズ姉妹やガウフ、キーズ等)が、
BLM運動への意志を示せば、大きな騒ぎに発展するだろうし、
誠意のある白人選手が行動したとしても、また反発を招く。
志があっても、BLMマスクのような行動を取るのは難しく、危険を伴う。
半分日本のルーツを持つ、大坂のバランスが上手く作用した。
少し話が逸れるが、
最近のネットニュース等で、
ウィリアムズ姉妹の前には目立った黒人選手はおらず、
まるで、テニス界で黒人差別反対を唱えたのが、
大坂が初めてであるかのような捉え方をしている記事も見かけたが、
それは、テニスの世界の流れを知らない記者の文章だと思う。
全米オープンの会場では、アーサー・アッシュの名前が冠されたコートがある。
黒人差別とAIDS患者への偏見に戦った偉大な存在に、常に敬意を示している。
女子では、ウィリアムズ姉妹の前に、ジナ・ガリソンといった名選手がいたし、
イボンヌ・グーラゴンのように、アボリジニのルーツを持つ選手もいた。
ただのファンに過ぎない素人の私でさえ、それくらいの知識はあるので、
専門の方が意見すれば、長い歴史が語られるだろう。
テニスでは世界各国の選手が同時に出場するので、非白人も大勢参加する。
逆に、南アフリカの白人選手ウェイン・フェレイラは、
当時の南アの黒人差別への制裁として、五輪には参加を許されなかった。
そうした歴史を語らずに、今のマスコミが大坂を唯一のヒーローのように
持ち上げて騒ぐのは、一見大坂を称賛しているように見えて、
余計なプレッシャーを大坂が背負わされる結果になってはいないだろうか。
大坂がどこまで考えていたかは測り難い。
ひどく穿った見方になるが、
大坂は有色人種向けのファッションブランドを立ち上げており、
意図ではなかったとしても、絶好の宣伝に繋がった。
大坂本人がどう考えたかはわからないが、
マネージメントは当然計算していただろう。
(続く。)
大坂とマスコミの関係。
アメリカ本国の状況はわからないけれど、
日本では、当然ながら、最初に全米を制した時の盛り上がりが凄かった。
テニスファン以外にはほぼ知られていなかったニューヒロイン。
出自等の話題性も豊富で、たどたどしい日本語も可愛らしい。
抹茶アイスとカツ丼が好物というのも、日本人に受けた。
しかし、その後、日本のマスコミが同じような質問、要求を繰り返した為、
大坂は次第にインタビューで日本語を話すのを嫌がるようになって、
日本向けのオンコートインタビューでも、英語で通すようになってしまった。
以来、日本のマスコミも、その辺りの事には慎重になった。
少なくとも、日本のマスコミが無理に大坂を追いかけているようには見えない。
日本国籍を取得し、日本代表として五輪に出場するなら、
もう少し日本語を練習すべきとも思うが。
スイス生まれのフェデラーは元々5ヶ国語を操り、
欧米のツアーではその国の言葉を使う。
ナダルのフランス語はあまり上手くないようだけど、
ジョコビッチはもっと流暢に話す。
特に、優勝セレモニーでのオンコートインタビューでは、
その国の言葉で話すのがマナーとされている。
大坂が日本国籍を選択したのは、
自分の内気な性格が日本的だからと語っていたが、
他にも、様々な状況を加味しての事だとは思う。
父親の母国ハイチは、中南米の最貧国の一つで、政情不安定。
つい最近、大統領が暗殺された。
アメリカにいるハイチ系ギャングも凶暴。
大坂とその家族が、ハイチ国籍を選択する意味が無い。
日本国籍を選択した一因として、日本に行く時の手続きの問題があり、
日本国籍だと入国し易い。
しかしながら、大坂が3歳の時に一家でアメリカに移住して、もう20年になる。
アメリカ国籍を選択するのが普通に思える。
国籍の問題については以前にも書いたように記憶しているけれど、
要は、大坂のテニスの活動の為というのが最も重要な要素なのだと思える。
14歳くらいの頃から、日本のコーチが大坂に注目し、支えて来た。
メインのスポンサーも日本企業。
日本の支え無くして、今の大坂は無い。
東京五輪が決定したのもその頃だから、日本国籍取得は既定路線だったと思える。
やはり、もう少し日本語を話せるよう勉強して欲しい。
日本で、大坂の国籍問題等で揶揄するような事があったのは、
テニスに馴染みの無い一般のTwitterレベルだったりするので、
日本のマスコミ全体としては、十分大坂に敬意を払っていると思う。
何と言っても、現在、日本唯一のグランドスラムタイトル保持者なのだから、
大事にしない筈がない。
アメリカ本国での状況はよくわからない。
(続く。)
アメリカ本国の状況はわからないけれど、
日本では、当然ながら、最初に全米を制した時の盛り上がりが凄かった。
テニスファン以外にはほぼ知られていなかったニューヒロイン。
出自等の話題性も豊富で、たどたどしい日本語も可愛らしい。
抹茶アイスとカツ丼が好物というのも、日本人に受けた。
しかし、その後、日本のマスコミが同じような質問、要求を繰り返した為、
大坂は次第にインタビューで日本語を話すのを嫌がるようになって、
日本向けのオンコートインタビューでも、英語で通すようになってしまった。
以来、日本のマスコミも、その辺りの事には慎重になった。
少なくとも、日本のマスコミが無理に大坂を追いかけているようには見えない。
日本国籍を取得し、日本代表として五輪に出場するなら、
もう少し日本語を練習すべきとも思うが。
スイス生まれのフェデラーは元々5ヶ国語を操り、
欧米のツアーではその国の言葉を使う。
ナダルのフランス語はあまり上手くないようだけど、
ジョコビッチはもっと流暢に話す。
特に、優勝セレモニーでのオンコートインタビューでは、
その国の言葉で話すのがマナーとされている。
大坂が日本国籍を選択したのは、
自分の内気な性格が日本的だからと語っていたが、
他にも、様々な状況を加味しての事だとは思う。
父親の母国ハイチは、中南米の最貧国の一つで、政情不安定。
つい最近、大統領が暗殺された。
アメリカにいるハイチ系ギャングも凶暴。
大坂とその家族が、ハイチ国籍を選択する意味が無い。
日本国籍を選択した一因として、日本に行く時の手続きの問題があり、
日本国籍だと入国し易い。
しかしながら、大坂が3歳の時に一家でアメリカに移住して、もう20年になる。
アメリカ国籍を選択するのが普通に思える。
国籍の問題については以前にも書いたように記憶しているけれど、
要は、大坂のテニスの活動の為というのが最も重要な要素なのだと思える。
14歳くらいの頃から、日本のコーチが大坂に注目し、支えて来た。
メインのスポンサーも日本企業。
日本の支え無くして、今の大坂は無い。
東京五輪が決定したのもその頃だから、日本国籍取得は既定路線だったと思える。
やはり、もう少し日本語を話せるよう勉強して欲しい。
日本で、大坂の国籍問題等で揶揄するような事があったのは、
テニスに馴染みの無い一般のTwitterレベルだったりするので、
日本のマスコミ全体としては、十分大坂に敬意を払っていると思う。
何と言っても、現在、日本唯一のグランドスラムタイトル保持者なのだから、
大事にしない筈がない。
アメリカ本国での状況はよくわからない。
(続く。)
諸々、繰り返しになるが、
重要なのは、
どういった職種であれ、地位や対価に応じた責任があり、
それがプレッシャーとなり、
その責任やプレッシャーに耐えられる人が、その位置にいるという事。
厳しいように聞こえるかもしれないけれど、
大坂がメンタルに不調をきたすと言うなら、
トップの地位から降りて、66億円と言う年収も手放すしかない。
(新しくパナソニックの契約も入ったので、来年は70億円を超えるかも。)
パナソニックの新しいCMで、大坂を起用し、相も変わらず、
テニスより大事なものがある、と言わせている。
確かに、テニスより大事なものは色々あるに違いない。
しかしながら、その言葉に世界の人々が耳を傾けるのは、
大坂が一介の24歳の女性だからではなく、テニスの世界女王だからこそ。
そして、大坂が女王なのは、テニス協会やスポンサー、ファンあってこそ。
今の状況では、大坂がそうした団体や人々に感謝しているようには見えない。
(あくまでも、客観的にそう見えてしまうという事で、
大坂本人から直接そういうメッセージは無い。)
全仏を途中棄権し、ウィンブルドンを棄権したのは、
記者会見拒否の問題で騒動になって、
大会や他の選手達に迷惑をかけるのを避ける為だったと思う。
しかし、見方を変えれば、
私の要求に応じなかったら、女王である私が大会に出場しないけど、
それでも良いの?という脅しに取れなくもない。
実際、今回の五輪での敗退後のインタビューゾーンのスルーでは、
関係者が騒然となった。
こうして既に、女王様のご機嫌を損ねてしまったのかと、
関係者に大いに気を遣わせてしまっている。
ただ、それ以前に問題なのは、
マスコミがやたらと大坂を持ち上げ、
大坂自身の意図ではないにせよ、その波に乗せられてしまっている事。
(続く。)
重要なのは、
どういった職種であれ、地位や対価に応じた責任があり、
それがプレッシャーとなり、
その責任やプレッシャーに耐えられる人が、その位置にいるという事。
厳しいように聞こえるかもしれないけれど、
大坂がメンタルに不調をきたすと言うなら、
トップの地位から降りて、66億円と言う年収も手放すしかない。
(新しくパナソニックの契約も入ったので、来年は70億円を超えるかも。)
パナソニックの新しいCMで、大坂を起用し、相も変わらず、
テニスより大事なものがある、と言わせている。
確かに、テニスより大事なものは色々あるに違いない。
しかしながら、その言葉に世界の人々が耳を傾けるのは、
大坂が一介の24歳の女性だからではなく、テニスの世界女王だからこそ。
そして、大坂が女王なのは、テニス協会やスポンサー、ファンあってこそ。
今の状況では、大坂がそうした団体や人々に感謝しているようには見えない。
(あくまでも、客観的にそう見えてしまうという事で、
大坂本人から直接そういうメッセージは無い。)
全仏を途中棄権し、ウィンブルドンを棄権したのは、
記者会見拒否の問題で騒動になって、
大会や他の選手達に迷惑をかけるのを避ける為だったと思う。
しかし、見方を変えれば、
私の要求に応じなかったら、女王である私が大会に出場しないけど、
それでも良いの?という脅しに取れなくもない。
実際、今回の五輪での敗退後のインタビューゾーンのスルーでは、
関係者が騒然となった。
こうして既に、女王様のご機嫌を損ねてしまったのかと、
関係者に大いに気を遣わせてしまっている。
ただ、それ以前に問題なのは、
マスコミがやたらと大坂を持ち上げ、
大坂自身の意図ではないにせよ、その波に乗せられてしまっている事。
(続く。)