忍者ブログ
マンガ家Mの日常
個人的感動の大会から少し間が空いてしまいましたが、記事を完了させます。


小雨で路面の滑りが少し気になる中、良いペースで走る。
最初の関門2kmを過ぎて、3km地点に長い坂があり、ちょっと苦しかったけれど、
普段ジョギングしている近所の坂の方がよっぽど急峻でキツイ。
その坂を乗り切ったら、何となく気持ちが軽くなって来た。

レースなので1km毎の表示があって、1kmずつ刻んでいく感覚。
ポケモンGOで散々1km前後走を繰り返して来たから、距離感が掴めていて、
乗り切れる実感がある。
ポケモンGOの時間制限の方が辛いくらい。

5kmを超えると、半分過ぎた安心感。
次の関門は7km地点。後2km。
これを通過出来たら、タイムはクリア出来る。

無事7km通過。
500m先に給水所があって、それも良い気休めになる。
カップを取ろうとしたら、腕毎上から被っている雨合羽が邪魔で、ちょっと慌てる。

レース参加の目的は人それぞれで、
市民型ののんびりした大会なので、友人同士連れ立って走っている人達も多い。
それはそれで楽しそうで良いんだけど、
3、4人で横並びで走られると、道を塞がれて、抜き所が無くて困ってしまう。
少し間が空いた所を通り抜けたら、横の人が私の足の後ろを踏んで躓いた。
幸い転びはしなかったようだけど。
その人の友人の怒鳴り声がチラッと聞こえた。
でも、良くない走り方をしていたのはそちらのグループでもあるし、
下手に構うと却って争い事になりそうなんで、
知らん顔してそのままスピードを上げて走って逃げた。

大勢が参加する大会では色々難しい。
次回もしまた走る事があったら気をつけよう。

とにかく地道に少しずつ前のランナーを抜いて行く。
抜くのが楽しい。
生来の負けず嫌いなのかな。

でも、後半になっても時たま凄いスピードで抜かれる事がある。
綺麗な走りをしている人ばかりなので、
抜くならもっと早い段階で抜いていたと思うのだけど、
後半一気にスピードを出す、そういう走り方を試みていたのかな。

最後の長坂では大会スタッフの人が「最後の坂ですよ。」と声かけしてくれていた。
ここさえ乗り切れば、と思うと、気持ち良く頑張れて有り難かった。
他のランナーが歩いたり遅くなったりする中、逆にスピードを上げる。

最後の1kmを走り抜き、フィニッシュアーチにダッシュで滑り込む。

完走! 
快感!

頑張り抜いた自分に感動している。
走り終えて暫くの間は妙な興奮状態が続いた。
これがランナーズハイってヤツなのかな。

手元のiPhoneの時刻表示が10時4分になっていて、
6分遅れのスタートだから、ほぼ58分での完走。
1時間を切れるとは思っていなかったので嬉しい。
それよりも、もうちょっといけたかも、という思いが沸き起こってくる。

友人には、次はハーフに挑戦してみないか誘われた。
まだ何とも言えないけど、20kmなら何とか走れるかなぁ。
少し欲が出てくる。

大会によっては申し込み多数で、なかなか受からないのもあるらしい。
今回は大会デビュー枠で優先的にエントリーさせてもらえたのだけど、
抽選で落とされた友人もいた。
次に他の大会に申し込んでも、抽選でどうなるか分からない。
ランニングのブームってすごいね。

気楽に構えておこう。

小雨が降り続く中、友人と少し歩いて、銭湯の開く時間まで待って、
まずはお店を探して、ラーメンを食べた。
東京都心にも銭湯ってあるのね。
銭湯は大会参加者で混み合っていた。
良い具合に筋肉がほぐれてホッとした。

大会後は何となく疲れと気力減退であまり走っていない。
ぼちぼち走りたいね。


PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック