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マンガ家Mの日常
前回記事のラストにちょこっと書いた事だけど、
覚せい剤事件に関しては、リハビリについてもっと考える姿勢が重要だと思う。

覚せい剤に手を染めた人を甘やかしてはいけないのも確かなんだけど、
断罪するだけでは生産的とは言えない。
直接的な被害者のいない犯罪を罰する意味って、抑止と更生にある。

薬物を個人で止めるのはかなり難しい。
今回の清原にしても、以前の酒井法子にしても、
つい手を出した後で中毒になって、その後何度も止めようとして、
暫く止められたと思ったらリバウンドして、更に中毒が進行してしまった。
止めたい、と思った瞬間は確かにあった。

そういうときの受け皿があってしかるべきではないかと思う。
自主的にリハビリ施設に来て治療に入ったら、犯罪としての見方を軽減するとか。
そういう措置があれば、進んでリハビリしようと思えるんではなかろうか。

2度目以降は厳しくならざるを得ないだろうけど...。

麻薬取締の捜査官は、長い間清原を内偵していたらしい。
所持と使用で確実に逮捕、起訴出来るタイミングを狙って待っていた。

バカみたいに聞こえるかもしれないけど...、
使ってるかもしれないと思ったんなら、使うまで待つんじゃなくて、
使わないようにしてあげられなかったのかな。

売買組織の摘発がその先にあるとは分かるけど。

ドラマではあるけど、「Dr. HOUSE」や「ナース・ジャッキー」で、
蟻地獄のような薬物中毒の様子が描かれている。

逮捕という厳罰の段階を踏まないと、やっぱり止められないのかな。


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