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マンガ家Mの日常
どこからどこまでが仕事なのか、判然としません。
確定申告もその境が微妙だったりする。


マンガ、もしくは出版関係ではない人と話をする時、
その方々があまりにもイージーな見方をしている事に、まだまだ悩まされる。

プロ野球で言えば、1軍に固定出来ず、1軍と2軍を行ったり来たりな感じだけど、
それでも、日曜日に市民グラウンドでやる草野球とはステージが違う。
マンガもそれと同じなんだけどな。
小学生が読んでも理解出来るように分かり易く描いているから、
イージーな仕事だと思ってしまわれるんだろうけど、
それをプロ相手に言うかなぁ...。

先日、とある集まりで、出版関係の方と同席になった。
すると他の方が私に、その方に本を送って仕事に繋げるようしつこく言って来た。
元編集者であっても、ジャンルが違えばどうにもならない。
当然その方も分かっておられて、話をずらそうとするのだけど、
分かってないおじ様おば様は命令口調を緩めず、
逆に、逡巡している私を責めて来る。やってられないなぁ。
メーカーさんやご商売の営業とは種類が違う。
口利きで何とかなるってもんでは無いのが出版の世界。

後々またグチグチ言われても嫌なので、コミックスは送ったけど、
締め切り前の忙しい時に雑用を増やされるのも迷惑だし、
手元にあるコミックスも限りがあるので、無駄な使い方はもう出来ないのに...。
相手の方にメールを送ったところ、丁寧な返信があった。
「企画があれば」とは言っては下さったけど、仕事になるとは思えない。
お互いそれは分かっている。

マンガを分からずに高飛車な事を言ってくる頭の堅い人達とは距離を置きたい。
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