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マンガ家Mの日常
仕事が一区切りついたので、話題の映画を見る。

...何が面白いんだ!?
美男美女のバカップルがウダウダしてるだけ!

こんな話がどうして世界中でだヒットするんだ!?
ハーレクインで散々書かれて来た話の焼き直しだぞ!


英文学専攻の大学生アナは、風邪を引いた友人の代わりに
大学新聞のインタビューをしに大企業の若きオーナー、グレイと面会する。
何となくお互い一目惚れ?
アナはジワジワと接近してくるグレイの誘惑に負ける。
しかし、グレイが求めて来たのは支配者と従属者という契約的肉体関係だった。
契約をしぶるアナに対して、グレイは予行演習として快楽の門戸を開いて見せる。

グレイは養子で裕福な家庭に育ったが、
4歳までは薬物中毒の母親に虐待されていた。
また、10代の頃、年上の女性との間に従属的肉体関係を持っていた。
そうしたトラウマから、まともな恋愛が出来ない。

アナは大富豪との刺激的な関係に心惹かれるが、恋愛関係になれず苛立つ。
グレイのトラウマを知るべく鞭打ちを受けるが、
相手を痛めつける関係を受け入れきれず、別れを告げる。


とにかく、退屈。
グレイ氏役のジェイミー・ドーナンがさしてセクシーとは思えない。
アナ役のダコタ・ジョンソンは冒頭のダサい花柄ブラウスがあまりにもわざとらしい。
ルームメイトはイケてる美人だし、アナも他のワードローブは年相応にオシャレ。
美人でスタイルも良くて、そこそこ感じの良い男性からアプローチもあるのに、
恋愛経験はゼロで、グレイのような男を待っていた? 怖っ!

グレイの方は最初から契約書まで作って立場をはっきりさせているのに、
アナの方は一体何をどうしたいんだ?
恋愛経験ゼロのバージンだった割には、焦らしの手管が凄いぞ。計算女か。
10〜20代の瑞々しい恋愛を全く経験せずに、いきなり大富豪の愛人になるって、
逆に惨めな気がするよ。

ダコタ・ジョンソンは、何と
ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの間の娘なんだって。

WOWOWの放送で見たのでRー15指定。
所詮TVで放送出来る程度のセックスシーンなんて大した事無い。
何の参考にもならない。

ハーレクインでもそこそこ官能的描写はあるんだけど、
マンガでは制限があって、描けないし、描いてもデジタル配信では消されてしまう。
「ウェディング・ナイト」でちょこっと手首を縛るシーンを描こうとしたら、
編集さんからストップがかかったよ。
その辺のさじ加減が面倒。どうしろってんだ?
まぁね、ただポルノを描かされても嫌だったけど。


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