フィギュア女子SP、宮原、坂本、共に好スタート。
1、2位のザギトワ、メドベージェワには及ばずながらも、
それぞれが納得のいく演技が出来た。
果たして、銅メダルに食い込めるか。
男子はジャンプがどんどん進化するにつれ、
アジア系が上位を占める傾向が強まって来た。
細身で筋肉が軽く、腰の位置がやや低くて安定している事が、
ジャンプの回転に有利に働くのだろう。
女子は五輪では、1992年アルベールビル大会で
伊藤みどりがトリプルアクセルを初めて成功させて以来、
バンクーバー大会の浅田真央、そして、平昌大会の長洲未来の3人のみ。
長洲未来に至っては、メダル圏内からは外れている。
浅田真央の長きに渡る挑戦の日々が無かったら、
一体誰が女子フィギュアの未来を継承しただろうか。
スポーツ競技としての意識の男子フィギュアに対して、
女子フィギュアは伝統的なロシアのクラシックバレエの美しさに重点が置かれる。
ロシアバレエは確かに美しい。
しかし、採点でのロシアバレエ偏重が、
宮原の演技に対しての低い評価に繋がってしまったように思われる。
ただ次々ジャンプを飛べば良いとは思わないけれど、
上位の選手達が挑戦しようとしないのは、見ていて物足りない。
次世代の日本を支える、紀平梨花のトリプルアクセルに大いに期待したい。
やはり、これだけ大勢が回避する程リスクの高いジャンプなのだから、
トリプルアクセルにはもっと高得点を設定すべきだった。
浅田真央には、トリプルアクセルの得点に加えて、
他の選手がしない技としての加点もあって然るべきだった。
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