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マンガ家Mの日常
平昌五輪出場選手選考の為の大きな大会。

怪我で長期間戦列を離れていた宮原知子や本郷理華が見事に復帰。

宮原は五輪に間に合って良かった。
パーフェクトと言うまでには後もう一歩の様な感じだけど、
やはり安定感があって、大崩れしない。

本郷理華の情熱的な踊りが好きで、あの長い手足は海外の大会で武器になる。
でも残念ながら今回の結果から、五輪出場は厳しくなった。

TV的に本田真凛ばかりが常にクローズアップされながらも、
同じ世代で優秀な選手が大勢いる事に驚かされる。
宮原と優勝争いをした坂本花織が、得点を見ても五輪当確だろうか。
実績と表現力では樋口新葉だけど、坂本は度胸があるのが強み。

今回は年齢制限で五輪に出場出来ないけれど、
紀平梨花がトリプルアクセルを軽々と成功させ、コンビネーションまで付けた。
浅田真央が後半苦しんだ様子が目に浮かぶ。
紀平もこれから4年待たなければならない。
表現力を身に付けるには必要な時間ではあるけれど、
10代後半での体型変化で、ジャンプの質も変化してしまうのが怖い。
何とか乗り切って欲しい。


それにしても、女子は世代交代が一気に進んだ。
後半の第3、4グループでは、21歳の本郷が最年長で、他は10代半ばが主体。
見慣れない顔も多い。
日本の選手層の厚さを感じると同時に、現在のフィギュアの特異性も見えてくる。

ジャンプが高度になり、ポイント獲得の大きな要因となっている為、
身体が軽い事が求められ、女子は特に10代半ばの選手が有利。
でも、それは、選手生命の短さをも意味している。
幸い日本人選手は欧米人に比べると太り難い。
男女共、アジア人選手が台頭して来た理由の一つでもある。
宮原は次の北京五輪も期待出来る。

とは言え、体重の管理は誰にとっても厳しい。
10代後半が選手としてピークになってしまうのは残酷な気がする。
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