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マンガ家Mの日常
このブログで「セレナ」と書いていたか、「セリーナ」と書いていたか、
記憶が定かでない。

テニス界の女王セレナ・ウィリアムズが
引退を示唆していた全米オープンで、ダブルスで敗退した後、
シングルス3回戦でトムヤノヴィッチに敗れ、コートを去り、
おそらくこれが実質最後の勇姿となる。

ナブラチロワ、グラフの後の時代を担ったスーパースター。
数々の驚異的な記録を打ち立てた。


でも、
正直なところ、個人的にはあまり好きではない。
パワーが主軸のプレーに面白みが感じられないせいもあるし、
プレー中の唸り声(グローリング)もどうかと思う。
呼吸法として、パワーを込める瞬間に声を出すのは間違っていないのだけど、
時に、相手選手に対する威嚇のようであったり、
打球音を聞こえなくするといった面もあって、
モニカ・セレスが現役時代にグローリングを控えるよう言い渡され、
プレーの感覚が合わずに苦心していた。
そういう時代の後に、激しいグローリングを続けるのもどうなのだろうか。
ポイント間での雄叫びも凄まじい。
セレナのコート上での振る舞いは、上品には見えなかった。
かと思えば、試合終了後にはいきなり可愛こちゃん風に振る舞う。
ウェアが派手なのはご愛嬌というものだけど、
様々な振る舞いが派手で、自分中心な感じに見えてしまった。
もっとも、アメリカの人達からすると、
自己主張の強さは好ましく受け止められるのだろう。


ウィリアムズ姉妹の事になると、どうしても人種差別の話題から逃れられず、
個人的な好き嫌いが言い難くなる。
日本人からすると、人種差別の問題に疎くて、実感が薄いのだけど、
欧米ではまだまだ深刻な問題であり続けている。
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