忍者ブログ
マンガ家Mの日常
今週月曜日の朝、
NYのU2コンサートで知り合った方からメールが届いた。

今週末パリのコンサートがHBOで放送されるにあたって、
U2のオフィシャルサイトで、
今回のツアーでこれまでにステージに上がったファンを探している、というもの。
サイトに登録した人達に他のファンが投票して、
当選した人がパリのコンサートで再びステージに上がれる、
というイベントなのだそうでした。

ほぉ?
そんなチャンスがあるなら是非に、と一応登録はしたものの、
その後結構エライ事になってるみたいで、
他の候補者の人達の圧力に引いちゃった、...日本人なので。

何と言うか、選挙キャンペーン?
ありとあらゆる友人をかき集めて投票のお願いをしてる。
Facebookにも同じ人達が何度も投稿して来る。
自分がいかにパリのステージに上がりたいか、ビデオにして投稿している。
パパママ、親族のPCやスマホ、全部での投票を呼びかけている。

まぁね、気持ちは分かるよ。
私だって、出来るものなら行きたいもん。

ただ、当選発表の日時がギリギリなので、
日本からパリへの便が時間的に間に合うかどうか疑問。

U2が暫く来日していないことから、日本のファンはやや下降気味だけど、
欧米での世界ツアーは毎回開催されてるから、盛り上がりは驚異的。
ファン同士の繋がりも広い。
そうなると、ハナから数で勝負にならない。

おまけに、キャラの濃いファンも多くて、
ステージの為にしっかりプランや衣装を決め込んで来てるし、
パフォーマンスも慣れていて、派手。
比べると私って全く地味。工夫も今ひとつのままステージに上がっちゃった。

この時点でかなり心が挫けてしまった。
悪い癖かもしれないけど、今回は期待しないでいた方が精神衛生上良さそう。

でも、全く何も努力しないのも、それもまた敵前逃亡でみっともないので、
とりあえずFacebookで登録している大手のファンサイト、1件だけ
自己紹介を載せた。
心優しい人達は「投票したよ。」とコメントしてくれた。

多分、それでは数字的に全く間に合わないのだろうけど、
無理なく自分の手の届く範囲で良しとする。

投票するのは大半が欧米のファンなんだろうと思う。
その場合、日本みたいに謙虚だの奥ゆかしいだの言ってても無意味なのかな。
ガツガツと投票を呼びかけるようなのは、日本では引かれるけど、
欧米では、それくらい活動的な人が評価されるのかもしれない。

まぁ何にせよ今回は急な話だったので、これ以上頭が回らない。

奇跡は起こる時には起こるし、起こらない時には起こらない。

最初にメールで知らせてくれた人は、
U2ブラザー、もしくはミラーボール・マンと呼ばれている有名なファンで、
これまでにもTVでインタビューされてたりする。 とにかく目立つ!
この人がいたら、もう敵わないと思ってたんだけど、メールでは、
「ダブリンのツアーに行くからパリには行けない。選挙には登録しない。」
と言っていた。
ならば少しはチャンスがあるか、と思ったんだけど、やっぱり登録したみたい?
サイトの運営者から申し出があったのかな。彼が登録しないと始まらない、と。
だったら、もうほぼ決まりになってくるなぁ〜。諦めもつく。

HBOの放送は今のところ欧米のみ。
少し待ったら、日本でもケーブルで放送してくれるかな。
これがそのままライブビデオとして発売になるのか? 別物かな?


若干のぬか喜びもありつつ、英文メールの波に揉まれつつ、
頭がクラクラしてよく眠れない。

心の奥でまだ奇跡を期待している自分が、自分を悩ませている。
PR

Facebookから記事が飛び込んできた。

9月20日に予定されていたU2のストックホルムでのコンサートが
急遽キャンセルされた。

詳細について書かれたものを上手く見つけられなかったのだけど、
分かる範囲で読み解くと、会場がオープンして間もなくの頃、
銃を所持した人物が入場ゲートで見つかったらしい。
セキュリティによる会場チェックの為、座席の客はすぐ席から退去させられ、
フロアーの客はそのまま4時間近くも待たされた。
入場前の観客は、何の説明も無いままずっと外で待たされていた。

プロモーターやセキュリティ、警察の対応も、やや遅かったようで、
観客の不安と不満が募っていった。

幸いな事に、それ以上の脅威は無かったらしい。
結局、コンサートは22日に振り替えとなり、チケットはそのまま有効で、
希望者には払い戻しされた。
海外から来たファンも多かっただろう。
日程の都合で帰らなければならない人もいて、気の毒。

措置としては全て致し方ないところ。
一人も被害者が出なかった事が何より。

日本ではこうした事件は考え難い。

豊かな福祉国家スウェーデンだが、
昨今の北欧ミステリーの隆盛で語られている通り、
移民問題も含め、経済的な行き詰まりで犯罪が増えているのだろうか。
ノルウェーでのテロも記憶に新しい。

いきなり世界の情勢を突きつけられた気がした。





U2、ダブリン、コンサート。

頑張ってはみました。

ちゃんと時間通りに、正しくPC操作しました。

サイトに繋がったのが5、6分後、
それから10分程度待たされて、開いた時にはソールドアウト。

はぁ〜....。

日本からではどうしても遅れるらしい。

上段の座席が既に$400〜の値段で、転売サイトに売り出されている。
ちょっと場所が良い席だと$1000〜3000。
冗談じゃないっての。

U2の本国アイルランドでのコンサート日程が発表された。

悩む。
問題は単純。費用。

先に航空券とホテル情報を調べてみたら、オフシーズンだからか、格安。
ユースホステルのドミトリィ(共同部屋)だと、なんと室料0¥。
ドミトリィはさすがにシンドイ気もするけど、
昼夜ゲート前で並んでるんだったら、ホテルなんてただの荷物置きだし、
それでも良いのかな。

チケットのプレセールが始まるので、
もしそれで取れたら、決めようと思った。

U2ファンクラブから配信されたコードで、プレセールで2回チケット購入出来る。
フェイスバリューで1枚か2枚GAが取れたら、
他の日はかなり高くても転売サイトで購入する。

U2のHPからチケットマスターにアクセス。
なんと、カウントダウンが表示されている。ドキドキ感が煽られる。

いざ、入力!

ところが、何故かコードが拒否される。

もう意味が分からない。
泣ける。
何を間違ったのかも分からない。

Facebookを見ると、同様にコードが機能しなかった人達の投稿があった。

と、そこにコメントが寄せられている。
どうやら、アイルランドだけ初日発売で、
他の国からのアクセスは次の日になるらしい。

そういやぁ、「同時じゃないのはフェアじゃない。」とかって、
前の日に投稿があったのを見たなぁ。この事だったのか。

状況は分かった。
明日もう一度トライしてみよう。

でも、果たしてGAのチケットは残っているかどうか。

一刻も早くアクセスする為のプレセール・コードの筈だったのに〜。




ブルースの王様、B.B.KING逝去。

B.B.KINGが主に活躍していた時代のアメリカンブルースを知らないので、
存在を知ったのはU2が「Rattle & Hum」で共演したから。
来日コンサートにも同行して、オープニングを務めてくれた。
当時まだ若手の部類だったU2に対して、
B.B.KINGの方が遥かにベテランだったのだけど、
グラミー賞を獲って勢いに乗ったU2が注目した事で、
沈みかけていたB.B.KINGが再起出来たという感じだったと聞いた。

ご冥福をお祈りします。


バンクーバー現地時間5月14日20時、
遂にU2のワールドツアーがスタートした!

直前の5月10日がBONOの誕生日で、Facebookがお祝いコメントで溢れた。

と思う間も無く、ドラマーのラリーの父親が亡くなられて、
お悔やみのコメントと、ツアーの開催を気に病むコメントで溢れた。

そして、ツアー開始でコメントが溢れ、
B.B.KING逝去でまたコメントが溢れ、
Facebookはもう満杯状態になって、他の記事がどこに埋まっているのやら、
探し出すのが困難になってしまった。

全部の記事は読みきれないけどね。