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マンガ家Mの日常
演歌の歌詞が、23年前のミスチルの歌詞に酷似。
購買層が違うから、気付かれないと思ったのかな。

歌詞の90%以上がそのままパクリとされているが、
ミスチルの歌詞の日本語のおかしな箇所はちゃんと修正されている。
確かにね、年寄りからすると、あの歌詞の文章は
助詞の使い方や言葉の繋ぎが変で気持ち悪いんだよね。

笑える。
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仕事明け、のんびりFacebookを眺めてたら、残念な投稿が目に入りました。

いつもながら、ロックに関心の無い方には分かり難い話でごめんなさい。

スコット・ウェイランドはSTONE TEMPLE PILOTSという
グランジ系のバンドのヴォーカリストで、
一時期はVELVET REVOLVERのヴォーカルとしても活動していました。
映画「ハルク」のエンディング曲「Slither」なら聞いた事ある方もおられるかも?

VELVET REVOLVERで2度目の来日公演の際には、
スコットのドラッグの問題で来日がキャンセルになって、困ったもんでした。
その後不意に元いたSTPに戻っちゃって、VRは復活せず、困ったもんでした。
その後素行不良でSTPもクビになったようで、困ったもんでした。

VRは元GN'RのSLASH、DUFF、MATの3人が中心になって作ったバンドで、
スコットは雇われヴォーカリストだったのだろうけど、
確かな実力があってバンドにもしっくりきてたし、ライブも素晴らしかった。
1st、2nd、それぞれのアルバムでのツアーはアメリカに聞きに行って来ました。
行って良かった。
スコットが抜けた後、同レベルのヴォーカリストが見つからず、
VRの再結成は見送られたままになっちゃった。


世代なんだろうけど、スコットはドラッグ漬けで、ボロボロだったみたい。
新バンドでのツアー中、ツアーバスの中で眠るように亡くなってたとか。


酷いドラッグ中毒から立ち直った人も大勢いるけれど、
一度中毒になった身体は一生治るものではなく、管理と治療を怠れない。

遊びやストレス解消でドラッグに手を出すのでしょうが、
他の対処法を見つけましょう。

ありきたりですが、
ドラッグはダメ!

英国のベテラン・ロックバンドの来日公演。

U2のダブリン公演のチケットが取れていたら、
一番早い帰国便に乗っても時間的にギリギリで、
このコンサートには間に合わなかっただろう。
U2とTHUNDERと、どっちを取るかと聞かれたら、
そりゃ完全にU2に決まってるんだけど、そこまで無理も出来なかったし、
結果は結果として受け止めるしかない。

デビュー間もなくの頃から聴いていて、コンサートにも通っていた。
その後何かの事情で一時期解散状態になって個別で活動していたけど、
また暫くしてから再結成。めでたしめでたし。

この何年かの間、仕事の進行がキツくて締め切りが読めなくて、
コンサートを見送る事が多くなり、多分THNDERもパスしていた。
なので、久しぶり。

時が移り、長髪のワイルドなロック青年達は
英国の下町のスーパーのお調子者の店長さんのような風貌に変化していた。
すっかり地味な絵面になっていた。

最近のアルバムはほとんど聞いていなかったのだけど、
初期の名曲も演奏してくれて、ハッピーな演奏で盛り上がった。
めでたしめでたし。


マンガの仕事でのデビュー前後あたりから、
原稿描きの為に引きこもり生活になってしまっていたので、
孤独を紛らわせる為にCDを聞く事が増えた。
その頃よく聞いていたバンドの音楽を聴くと、気持ちも当時に引き戻される。
消えてしまったバンドや解散したバンドも多いけど、
こうして少し形を変えながらも継続しているバンドを目の前にすると、
初心に帰る自分もいる。

かなりいい歳のおっさんになったのだけど、面影は最初のままで、
ダニーは可愛らしく、ルークはセクシー。
ルークは愛人にして、結婚するならダニーだな。
今更な妄想。


当選していない人には連絡が来ないので何とも言い難いのだけど、
Facebookを覗いたところでは、当選者にはぼちぼちEメールが届いているらしい。

最初に紹介したU2ブラザーはやっぱり当選したらしい。
そりゃそうだろー。
分かりきってるよなー。

正直言えば、ちょっと釈然としない。
ご本人が先に、「パリには行かない。」って言ってたんだから。

ヴィジュアルのインパクトから、存在感が違ってた。
他にも、小学生くらいの男の子が当選したらしい。
こちらもファンサイトでずっと紹介されてたから、強い候補だった。
あともう一人、女性。この人の事は分からない。

勝負にならない。

2日間必死で選挙活動していた人達がちょっと気の毒。
当て馬にされたっぽい感じ。
期待と不安で胸が一杯だったろうし、
投票の呼びかけで周囲に気まずい思いもさせたかもしれない。

誰が良いか、最初からHBOがU2サイドに指示を申し出れば良かったと思う。
TVの企画なんだから、ファンは誰も文句は言わない。

ファンの人達の直接の連絡先が分からないから、敢えて
ファンクラブにこうした選挙をやらせたのかな。
多くのファンに叶わぬ期待を抱かせて、優劣をつけさせられて、
罪作りな話だな。

何かもうちょっと良い手は無かったのかな。
いっそ、希望者は全員招待して、キャットウォークで並べても良い。

最初から予防線を張るのが良いかどうかは疑問だけど、結果は見えてたし、
組織票を集める手立ても無いので、これに関しては無理して頑張らなくて良かった。

落ち込んでる人もいるかもしれない。
自分自身、全く期待してなかったと言えば嘘になる。
微妙ではあるけどちょっと落ち込んでる。

左肩の痛みがずっと続いていて、
久々にナボリンを飲んだら、強烈に眠くなった。

投票が締め切られました。
Facebookを見る限りでは、どの有力候補もまだ結果を受け取ってないみたい。
ファンクラブの本部はアメリカにあるようなので、時差の都合もあるし、
通達は本人だけで、当日まで内密にされるのかもしれない。

この2日間、家族や友人に投票を呼びかけて、
PCの前に釘付けだった人もいたらしい。
一番頑張った人が当選すべきなのかな。

投稿の中にはやっぱりごく一部否定派の意見もあって、
こういう催しはフェアじゃない、と。
まぁね、世の中全てが公平にとはいかないからね。
でも、サイトはオフィシャルだけどボランティアで運営されているし、
熱心なファンの人達だって、何か特別優遇されているような事は全く無くて、
何事につけ全て自力だから、総体としてはフェアだと思う。

今回の選挙に関しては、パフォーマンスの質でファンが選ぶものなんだけど、
そう上手くはいかなくて、結果、組織票がものを言う。
確かにそれは放送を見るファンにとってはフェアじゃないかもしれない。
よく分からないけど、
こんなに間際になってこういう企画が発表されたっていうのは、
U2やファンクラブとかでは無くて、
放送元のHBOが思いつきでいきなり言い出したんじゃないのかな。
TV的な企画だよね。

今までこういう事って無かったし、
ステージに上がるファンは仕込みだと思っている人もいるらしいけど、
全くそうでは無くて、本当に何の打ち合わせも無く、BONOがその場で決める。
そういうハプニングをお互い楽しむ。
だから、U2側が提案した企画だとは思えない。
ましてや、ファンクラブにはそんな事を決める力は無いしね。

ファンの否定派コメントを見ると、
「自分に投票して!」という投稿に辟易させられる気持ちは分からなくも無い。
実際、度々同じ人の同じような投稿を見させられたり、
いきなりメッセージを送りつけてきたりされるのは変な気分だったから、
自分ではそこまではしないよう、1件の投稿にとどめた。
本気で行きたいのなら、もっと頑張るべきだったのかもしれないけど、
必死になり過ぎると楽しめなくなっちゃうし、負けた時の喪失感も酷いから。

でも、おしなべて、大半の人達は候補者に対して肯定的に動いていたようだった。

これがね、日本のファンだとそうはいかない。
来日コンサートが極僅かだから飢餓感があるのか、
欧米のファンとは違ったタイプの思い込みの強さが働く。
また、日本人なんで、牽制のし合いが難しい。
ちょっと目立ったら激しく嫉妬される。理不尽な感じ。
にも関わらず、上手く尻馬に乗って得しようともする。
ステージにだって、本音では上がりたいけど、「私なんて...。」と謙遜して見せて、
いざ上がれるとなったら、「私は希望してなかったんだけど、選ばれたから...。」
等と、逃げ道を用意する。

何だかね、そういう日本のファン心理のグチャグチャが嫌で、
もう随分前から交流しなくなってしまった。
今回の選挙みたいな事があったとしても、果たして進んで協力してくれたかどうか。

自分で出来る範囲でよしとする。
仕事じゃなくて、個人の楽しみでやっていることだからね。

何と言うか...、
どういうジャンルであっても、自分にとって、音楽を聴くというのは、
小説を読んだり絵画芸術を鑑賞したりするのと同じで、
内的精神世界での対話なので、
外からの影響に悩まされたくない。

パーティ感覚で音楽を楽しむのもあって良いけど、
それは意識のベクトルが違う行為だから、別次元。