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マンガ家Mの日常
最新の日本のポップ・ミュージックにすっかり疎くなってしまった。
レコード大賞とか紅白とか、出演してる歌手やグループ、楽曲も、
知らないのが増えてしまった。
恋愛マンガを得意としている先輩マンガ家さんは、
仕事中にもイヤホンで最新の音楽を聴いて、しっかりデータ収集をしておられた。
まぁ、得手不得手はそれぞれだから、自分は自分で良いか。


「きーちゃん」とは、「演歌の貴公子」として名を馳せた
氷川きよしの最近のニックネームらしい。
演歌以外にロックやポップスを歌う時の別名「キーナ」としていて、
そこから派生したのかな。

氷川きよしが何年か前からロックを歌っていたのは知っていたけど、
最近ではメイクや衣装もバラエティに富んで、
女性的なヴィジュアルになって来ている。
(ドレスやメイク、イコール女性的っていうのも既に偏見の一種かな。)
よく知らないから、滅多な事は書けないけど、
本質的にジェンダーレスな方なのかな。

元々はロックポップス指向だったけど、
デビュー当時、事務所の売り出し方針で演歌を歌わされるようになったとの事。
人気と実力が安定して、本人の好きなジャンルも手がけられるようになった。
加えて、ヴィジュアルも。

私自身、古い時代の感覚を全ては捨てきれてはいなくて、
所謂「女性化」にまだちょっと戸惑いを感じる。
でも、何であれ、美しいし、歌も素晴らしいので、それに尽きる。
本人が内側を解放できる素晴らしさ。

ネットニュースの中に、70歳代の女性ファンの方の声が載っていた。
「他の歌手に比べてグッズが少ない。
 ドレス姿のきーちゃんのお人形とかもあれば良いのに。」
私より前の世代の方々が、既にジェンダーレスをこだわりなく受け入れている。
ちょっと嬉し涙が浮かんだ。


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