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マンガ家Mの日常
WOWOWで放送中の「CSI:サイバー」シーズン2、
言ってる事は相変わらず難しくて分かってなかったりするけど、
ITの進歩に耳を傾けるには良い番組。

IT系の操作だけでは不十分なので、心理面のプロファイリングも重要視されている。

昨日の事件では、幼児性愛者の反抗をくい止める。
犯人は法廷画家で、絵のタッチから左利きだと判断された。
そこで「幼児性愛者には左利きが多い。」との分析が語られた。

それはきっと確かなデータなんだろう。
でも、事が幼児性愛者なだけに、左利きである事と結びつけられたら、
余計な誤解や差別を引き起こしかねないのではなかろうか。
おそらく、日本のTV番組だったらこの分析は脚本に入れられないだろう。
単に「犯人は左利きだと見られる。」というところで留める。

配慮は大事。
同時に、配慮し過ぎると、正確な事が描けなくなる場合もあるだろう。


ところで、
マンガでは「乞食」という言葉は、出版社が使用を禁じている(事が多い?)。
でも、新聞では委細構わず使用されている。
それは圧力団体からの抗議に対抗する手段があるか無いかの違いに過ぎない。

良識は常に曖昧。
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