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マンガ家Mの日常
ずっと前に一度見ようとして、タイミングを逃していた。
さほど長くないので、合間に2度程に分けて流す。

近未来SF映画、かな?
設定は2020年になってる。東京はオリンピックやってるじゃん。


サラマンダーが太古の眠りから覚醒し、急激に世界中に繁殖。
捕食者として人間を襲い始めた。
各国は核兵器まで使用して退治に当たるも、効果は限定的で、
逆に人間社会を滅ぼす結果になってしまった。

クインはロンドン郊外の廃墟を砦にして仲間達と暮らしているが、食料は乏しく、
度々サラマンダーに襲われて、厳しい状況に陥っていた。

アメリカの義勇軍が砦に現れる。
隊長のヴァン・ザンの調べでは、通常のサラマンダーはメスばかりで、
ロンドンの地下にいる1匹のオスによって繁殖している。
そのオスを退治すれば、繁殖出来なくなり、やがてサラマンダーは滅びる見通し。

砦を守る事が大事と考えるクインは、強引なヴァン・ザンと対立するが、
サラマンダーの強烈な攻撃に危機感を覚え、協力してオスの退治に向かう。
ヴァン・ザンの犠牲的に勇敢な行動もあって、オスを見事に退治。
地球に人類の平和が戻る。


クリスチャン・ベール、マシュー・マコノヒー、ジェラルド・バトラーといった
錚々たるイイ男が並んでいながら、どうにも残念な出来栄え。
サラマンダーを計画に従って倒しましょう、という以外、何の奥行きも無い。
ストーリー性皆無。ゲームみたい。
少しくらい人と人との葛藤があっても良い筈なんだけど。

製作者は、サラマンダーのCGやセットで頭が一杯だったのかな。
「エイリアン」は、エイリアン本体を殆ど見せずに恐怖を演出した。
結局は、脚本と演出の力量の差。

サラマンダーを攻撃する為に核兵器を使用した、とあるのだけど、
日本人から見れば愚の骨頂。
核兵器が何世代にも渡って人類に及ぼす危険性に対して、警戒感無さ過ぎ。

撮影当時20代後半だったクリスチャン・ベールが、時折美しい姿を見せる。
マシュー・マコノヒーは鍛えまくってムキムキ。
ジェラルド・バトラーはチャーミングだけど、ブレーク前だからか存在感が薄い。
何だか勿体無さ過ぎる。

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