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マンガ家Mの日常
何年か前に記事を書いたような記憶があるけど、
その時は途中(シーズン2?)までしか放送されなくて、
今回ケーブルで再放送していて、
おそらく最後(シーズン7)までやってくれるんだろう。
楽しみ。


ライザはダートマス大学卒業後、出版関係の仕事を志していたが、
結婚、出産で、専業主婦として暮らしていた。
歯科医の夫の浮気と多額の借金が発覚し、離婚。
生活費とひとり娘の学費を支払う為に、NYで再就職を決意。
しかし、キャリアの無い40歳女性では、希望の出版社は雇ってくれない。
同居させてもらっている親友マギーの助言を得て、
元からのスタイルの良さを生かし、若作りして26歳と偽って、就職。
年齢詐称のドタバタと、女性の生き方が深く描かれる。


ライザを演じるサットン・フォスターは
主にブロードウェイで活躍しているようで、
映画等の出演が少ないので、個人的には馴染みが無い。
26歳のファッションを着こなす若々しさとスタイルの良さもさりながら、
様々な表情や仕草の加減が見事で、
今時の日本の美魔女のような嫌味ったらしさが無く、好感が持てる。

周囲のキャラクターとのバランスも良い。

製作、脚本を手がけるダーレン・スターは、
「ビバリーヒルズ高校白書」「SEX AND THE CITY」等でも有名。
一見、荒唐無稽な設定のようでありながら、魅力的で、
一般の女性も共感してしまう感性が随所に盛り込まれている。

同僚のケルシーと深刻な諍いを起こしてしまったライザは、
年齢詐称の心苦しさも相まって、出版社を退社。
友人の紹介で、郊外のモールの紳士服売り場の店員になる。
実年齢相応で気楽な筈だが、マギーからは
「自分自身で作り上げた姿の方が生き生きとしていた。」と指摘される。
ただ若作りが良いというのではなく、ヴィジュアルも仕事も、
自分自身で作り上げたというところに重みがある。
(サットン・フォスターのような美女だから若作りが決まるわけで、
 我々一般人が下手に真似すると火傷するので、注意が必要。それが現実。)

年齢詐称は懲戒免職モノだけど、
バレる前に、必要不可欠な人材としてキャリアを積み上げられるか、
今後、その活躍に期待。
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