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マンガ家Mの日常
少年誌で独特のSF作品の世界を築き上げた「超人ロック」の作者、聖悠紀先生。
数年間に渡ってパーキンソン病の治療を受けておられて、今年10月末、逝去された。

少年誌のSF作品と言えば、
手塚治虫先生の「鉄腕アトム」や、石ノ森章太郎先生の「サイボーグ009」等、
長い歴史と名作の数々が知られているけれど、
その後の少年誌では、SF的な設定でありながら、
バトルシーンに焦点を当てられた作品が殆どとなっていた。

「超人ロック」もバトルシーンは盛り込まれているけれど、
ベースとなる設定が、本格SF小説を彷彿とさせるもので、マニアの心を満たした。
「超人ロック」という、真正面から言い切ったタイトルもカッコイイ。

懐かしい。
学生時代、各方面のマンガに詳しい友人から教えられて読んだ。
「週刊少年キング」という、ややマイナーな雑誌が連載の舞台となった事で、
メジャーに迎合しない、独自の作品作りが可能となったのだろう。

ご冥福をお祈りします。
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【2022/12/16 (金) 17:47】 | 仕事情報
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無題
NONAME
聖悠紀先生、亡くなられたのですね。
高校生のころ「超人ロック」が好きで毎週金曜日に苦労して少年キングを購入していました。
実家には「超人ロック」が全巻そろっています。
人は、いずれ亡くなりますが寂しい限りです。


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コメント
この記事へのコメント
無題
聖悠紀先生、亡くなられたのですね。
高校生のころ「超人ロック」が好きで毎週金曜日に苦労して少年キングを購入していました。
実家には「超人ロック」が全巻そろっています。
人は、いずれ亡くなりますが寂しい限りです。
2022/12/16(金) 17:51 |   | NONAME #9a7f801d14[編集]
[管理者用 返信]
Re:コメントありがとうございました
「超人ロック」の第1作目を描かれたのが高校生の時というのは、素晴らしい才能と、気力ですね。まだ、同人誌が本来の機能を持っていた時代。情報に疎いので、聖先生の体調については全く存じ上げませんでした。マンガ家は元が引きこもり仕事で、それを苦痛と感じない(耐えられる)ものですが、やはり不健康になりがちです。仕事と健康のバランスの取り方は、個人的にも悩ましいところです。
2022/12/20(火) 07:22 | たまいまきこ

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